打合せ with VC
ベンチャーキャピタリストとの打ち合わせ。
MBOなど既存事業のDCFに関しては、ヒストリカルデータを使うことで、(回帰分析やトレンドを見ることで、)対応をすることができますが、
VCが扱うベンチャー企業、それも新しい市場を創出するようなベンチャーは事業性評価が困難です。悩みどころ。
こんな評価方法での対応になりがち・・・
1.大学など研究者に技術的評価を依頼する。
2.該当業界の見識が深い人に技術的、製品的評価を依頼する。
でも、100億円! などと金額を出せる人はいないのが現実。
そりゃ 未来のことは分かりませんがな・・・。細木先生にお願いして!なんてことを良く言っちゃいます。
しかししかし、ここは事業価値の金銭的評価をしなければ仕事にならないので、無理やりにでも金銭換算します。(世の中金よ、金。←せちがない・・・)
ここで心理学の登場!!
評価の大前提
未来は分からない。→想像力→妥当な値を算出
この「妥当性」が大問題。
二人のキャピタリストがいて、一人がポジティブな意見をもち、もう一人はネガティブな意見を持つと面白いことに、膨大なデータから自分の意見を正当化するデータばかり集めてくる。。。
いやー偏見って怖いですね…(水野春夫風に)
事業価値評価、DCFやモンテカルロシミュレーションを行なっても、結局データの信頼性がないと計算結果も信頼性がないのです。
数字はうそをつきません!といいますが、数字を作っちゃう人はうそ(うそでなくても、思い込み)を作っちゃうのです。
困ったものです。
人の心の動き、認知心理学?がお役に立ちそうです。
例えば、behaviour financeとかorganization behaviourなどをきちんと踏まえて考えなければ・・・。
モンテカルロシミュレーション 試行回数
統計学の先生に面白い話を聞いた。
モンテカルロシミュレーションのサンプル数の目安について。
恥ずかしながら、サンプル数は多いほどいいのでは?程度にしか思っていなかった。
少ないサンプル数でも、ラテンハイパーキューブのロジックを使っていれば、多少少なくてもいいんじゃない?程度だった。
なので・・・
「適当なサンプル数は?」
の類の質問には、
「サンプル数の妥当性にこだわらず、比較対象モデル全てで同じサンプル数でシミュレーションをまわしてください。」
とはぐらかすような回答をしていた。
統計学の先生曰く
<b>サンプル数のゼロの個数*1/2が信頼の置ける確率の桁数</b>
<emoji:dog>例
10,000回シミュレーション
0が4つ 4×1/2=2
少数第2位までが信頼できる確率。要するに小数第3位の値はシミュレーションの度に変化するが、第2位までは安定しているとのことらしい。
(確率論なので1=100%とする)
rule of thumb(経験則)としてとのこと
証明を文献などでぜひ確認したい。
コンテンツビジネスのバリュエーション
書店をぶらぶらしているとこのところ目に付くのが、
コンテンツビジネス関連の書籍。
平積で何種類もありました。
確かに最近コンテンツビジネスのバリューションをしましたくらいなので、ちまたでブームなのかとちょっと自分の仕事が最先端のように感じてしまいました。
インターネットが普及してからハードよりもコンテンツが注目されておりますので当たり前かもしれないですね。
i-tuneなどが始まりコンテンツの取引をどのようびビジネスモデル化するかがポイントのようです。
かつては、ハードメーカーが自社ハードとのシナジーを目指したのか、コンテンツビジネスも手がけていたように思います。
例えば、ソニー ミュージック エンターテイメント とか東芝EMI・・・
なので、マックのビジネスに参加するのを嫌がっているのでしょうか?
コンテンツビジネスはご存知のとおり、リスクが大きいです。
制作費プラス公開費分まるまる損したり、制作費の割りにバフバフに儲かったりしてしまいます。
かつてロッキーは(スタローンが出たやつ)始めものすごい低予算で始まったのではありますが、続編に続編をかさねて非常な利益を出しました。もっとも最後のほうはギャラの高騰などにより 利益自体は縮小したかもしれません。
※ただの想像です。
そこで、リスク回避の手段として、映画の製作委員会方式なのです。
少しずつお金を出し合い、少しずつ利益を分配しましょう方式です。
さて、ビジネスの損益を事前にどの企業でもプロジェクトの前に算出するのですが、どのようにするかが各担当者のポイント。
1.映画単体で十分な利益
2.映画単体+関連グッズ
3.映画単体+関連グッズ+DVD
など、「とらたぬ」の勢いで関連ビジネス(2次3次利用)もくろむのです。
評価はDCFだけで行なうこともありますし、凝った方々は、リアルオプションを考慮したりもします。
この度はコンテンツビジネス業界に勉強させていただきました。
スポーツ・ゲームなんでも応用できますーー。