ソムリエ☆メンバーズのブログ。 -16ページ目

ソムリエ第5弾★フリージア(松本次郎)

どーもどーも。
これから原稿(明日朝UP)だなんて、
まじやってらんねぇええ!!!
カントリーマアム食べても
じぇんじぇんやる気でねぇええええ!!!!


そんな中、R氏のソムリエに心癒され&躍らされ、
現実逃避を大好きなウィキぺディアで始めたSです。

『へー、卓球も野性爆弾好きなんだぁ?』等
どーでもいいシンパシーをPC画面に向かって感じてます。
末期ですね。

ハイっ、今週のソムリエ☆


■フリージア(松本次郎)

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『IKKI』にて連載中。
現在1~9まで既刊。

●駆け足エピソード
法に従って「敵討ち」が認められるようになった戦時下の日本。
多くの場合、敵討ちは当事者同士ではなく
「敵討ち執行代理人」と「警護人」によって行われていた。
擬態のごとく他人の意識から身を隠す能力を持つ叶ヒロシは、そんな執行代理人の一人。
現実と幻想の合間を行き来する彼は、
淡々と任務をこなす一方で自らの過去を探り続けていた…。

●私見
「敵討ち」ゆーと『イキガミ』的なものを想像なさるかもしれませんが、
“国家と暴力”、“制限あるからこその生”なんてコンセプトは無い。
ただ、ざらついた、砂っぽいタッチ(油っぽさはないね)でバイオレンスを描くセンスは脱帽。
9巻まで出ていますが、まずは冒頭の生ぬるい空気感と血生臭さを楽しんでくれれば。
今後に期待っすね。
さて、作者はどうやってこの風呂敷をたたむんだろ。


【オススメ度】 ★★★☆☆(星5つが最高)
まあ、家にあってもいいかなー程度。
あ、明日持ってきます。
てゆーか、ソムリエって月曜?火曜?DOTCH?!


※ちなみに映画化されてます。(やめときゃいーのに)
http://www.freesia-movie.com/
主演:玉山鉄二
見てないから文句も言わないけどさ。

ソムリエ第4弾★DE DE MOUSE/east end girl

ハイッ!!
ソムリエ第4弾です。

今日の一枚は

DE DE MOUSE(デデマウス)の
『east end girl (+オマケでbaby's Star Jam)』

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★キラキラしたシンセサイザーの音色に、
独特の響きで重なり合うオリエンタルなメロディ、
下北のヴィレッジバンガードで何気なく視聴し、
その世界観に一発でやられました。

◆元々、エイフィックス・ツイン辺りに
影響を受けてブレイクコアっぽい曲を
作ってた時期もあったみたいですが(Dimple Mouse名義)、
もっとメロディーラインを意識した曲へと
志向が移り、今のスタイルに至ったようだ。

●世の中に名前を知られるようになってきたのは
オルタナティヴ・ダンス・フェスティヴァル
“RAW LIFE 2006”にも出演辺りかな。

■「魔女の宅急便」→「荒井由実」→「キリンジ」と
メロディーラインに関して、影響を受けた人は意外なところから。

♪ちなみに大のジブリファンで、
キラキラジブリというジブリのカバーアルバムで
『カントリーロード(『耳をすませば』より)』を手がける。

プロフィールなど詳しくは↓↓↓
http://www.dedemouse.com/prof/index.html

2007年後半に、良く聴いたアーティストです。

CD?
もちろん準備済みですよ♪

ソムリエ第3弾リバーズ・エッジ(岡崎京子)

さて。
私のオススメは、コチラ。↓ ↓ ↓

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■リバーズ・エッジ(岡崎京子)
※ちなみに、この表紙の写真はホンマタカシ。



第一弾ということで、直球ど真ん中!っス。
「いまさら…」とは思わずに、お付き合いくださいませ。


●まずは「岡崎京子」のスーパー駆け足解説 (参考文献:Wikipedia)

跡見学園短期大学生活芸術学科卒。
83年『漫画ブリッコ』誌にてデビュー。
その後、『CUTiE』(宝島社)、『FEEL YOUNG』(祥伝社)などに執筆。
“成人向け女性漫画家”の走りですね。
初期は「女の子エッチ漫画家」とも呼ばれてました。
桜沢エリカとはデビュー同時期。よしもとよしともとも親交があります。
後続の山田ないと・魚喃キリコ・南Q太 などにも多大な影響を与えたとかゆー。
ただ、彼女たちが描く世界観とは、殺伐感、閉塞感、虚無感が圧倒的に違う。
「恋愛」を描くにしても、どこかすれ違い続ける恋人たちか、
または『んなわけねーだろ!』ってゆうほどのバカップルか。
96年交通事故に合い現在休筆中。回復を待たれます。

●で、本題。リバーズ・エッジについて

93年から94年にかけて雑誌「CUTiE」で連載されてたものですね。
ちなみにあたくしはこのとき小5・6。リアルタイムでは…もちろん読んでません。
高2のとき友人に貸してもらって読みました。
そんときの衝撃ったらなかったねー。
頭を殴られたかのような。

「敵」とは、温暖化でもテロでも反日でも少子化でも格差社会でも無い。
通じ合えない恋人、理解し得ない家族、気まぐれな暴力、不毛なセックス、
惨殺される子猫、父親の分からない胎児、無意味な雑談、無責任な噂、
それでも朝は来て日常は始まる。
「僕らの平坦な戦場」。

【オススメ度】 ★★★★★(星5つが最高)
これは、MUSTでしょう。
今すぐ本屋に駆け込み購入することをオススメします。マジで。


※ちなみに、岡崎氏はオザケンの大ファンです。
音楽以外にも、文学、思想、写真、映画など幅広い分野からの引用が多く、
見つけるとけっこう嬉しくなったりします。(著作権はアブねーが)
漫画の枠を超えたメディア露出・発言も盛んですね。
別の作品(東京ガールズブラボー)の巻末で浅田彰と対談してたりもします。
まー、そこがNANAの作者・矢●あいとは違うとこなんだろーなー。