“外遊びって今しかできないし、塾通い以外に一番成長につながりますよ。”
こんなメッセージをいただきました。
はい、その通りです。
だから母として、葛藤の日々。
外遊びできる時間って限られていて、自然とふれあったり、友だちと全力で遊んだりすることこそ、子どもにとって大切な経験ですよね。

「子供は遊んでいればいい」
そう思って、子育てしてきました。
小さい頃から習い事は極力少なめに。
放課後は自由に、のびのびと。
コロナ禍が落ち着いた頃には、学校から帰ってきたらランドセルをぽんっと置いて、
「行ってきまーす!」
そのまま公園へ。
17時までめいっぱい遊んでくるのが日常でした。
そんな“遊び全振り”の低学年時代を経て、塾に通い始めたのが3年生の秋。
最初は2科目だけだったので、宿題もゆるめ。
「宿題は算数だけで良し!」というのが我が家のルール。だから、まだまだ自由な時間はたっぷりあったのです。
4年生からは4科目に。
宿題も少しずつ増えてきたけれど、まだ平日に友だちと遊ぶ時間も、週末に家族でお出かけする時間もありました。
5年生。
中学受験が現実味を帯びてきて、ついに“遊んでいられない”日々がスタート。
学校から帰ったらすぐに塾の宿題。
休憩や晩ごはん、お風呂の時間を挟みながら、夜まで。
そんな生活が普通になっているのが、今の中学受験5年生のリアル。

我が家では中学受験に進む前に、一度息子に選択肢を示したことがあります。
「公立の中学校に進む」
「私立の中学校を受験する」
「ママと一緒に海外の学校に行く」
この3つ。
それぞれ、選んだ時のその先のことやメリット・デメリットを説明し、どれがいいか自分で考えてもらいました。
そして息子が選んだのは、中学受験。
それからの毎日は、決して楽なものではありません。やる気が出ない日もあれば、親子でぶつかることもある。
「受験、やめてもいいんだよ」と、伝えたことがあります。
でも、息子は揺るがない。
いや、一度揺らいだ。笑 その話はまたいつか。
「受験する」って、何度でも言うのです。
だからこそ、私も覚悟を決めました。
頑張ると決めたなら、とことんサポートしよう、と。
今の中学受験は、昔とは比べものにならないほど過熱し、難しくなっていると聞きます。
問題の難易度も高く、覚える量も膨大。
塾がない日でも、学校の宿題、塾の宿題やテスト直し、テスト勉強...小学生とは思えないスケジュールで日々を過ごしてます。
中には、寝る時間を削ってまで頑張っている子もいるでしょう。

確かに、たくさんのことを犠牲にしているのは事実です。
放課後の遊びの時間、家族でのんびり過ごす休日、時には、ただぼんやりする自由な時間すらも。
でも、受験を通して得られるものがあるのもまた、事実。
努力の積み重ね、壁を乗り越える力、悔しさと向き合う勇気、そして何より、自分で決めたことをやり抜く力。
何が正解だったのか、その答えは今すぐには分かりません。10年後、20年後の息子が、自分の人生を振り返ったときに、ようやく見えてくるのだと思います。
私ができるのは、受験を選んだ息子を信じ、応援すること。ただそれだけ。

子育てにおいて何が正解かなんて、誰にも分からない。
マニュアル通りにいかないからこそ、親も悩むし、迷うし、時に葛藤する。
でも、迷いながらも見守って、時には一緒に考えて。
その積み重ねが、きっと、いつか大きな力になると信じてます。
“我が家は中学受験を終えたところです。
思うようになることだけではなく大変でしたが、きっと2年後の今頃には別の世界が広がっているのではと思います。”
こんなメッセージもいただきました。
2年後に広がる“別の世界”、見たい!
見せてあげたいし、一緒に見てみたい!!
今はまだ目の前のことに精一杯ですが、
この道の先にはきっと、今とは違う景色があると信じて。
「母の葛藤」は、終わりがない。
迷いながらも、今日も前に進んでます!
みんなの声、募集中🚩今夜23:59まで!
匿名なので、ぜひ♩