株式会社電通 関西支社は、BtoB ビジネス(企業間取引)を展開する企業のマーケティングやブランディングのために多種多様な支援施策を収載したパンフレット『INNOLUTION(イノリューション)』を制作・公開した。
このパンフレットは、電通グループがもつ64種類の主要なソリューション・ノウハウを「情報」「企業資産」「人材」「製品・サービス」の4つの領域に分類し、整理したもので、同社が長年手掛けてきたコミュニケーション領域だけでなく、経営、マーケティングなど多岐に渡る企業の課題に対するソリューションメニューを掲載しているという。
ちなみに、『INNOLUTION(イノリューション)』とは、「innovation」(イノベーション:新しいアイデアや価値の創造)と「solution」(ソリューション:課題解決システム)とを組み合わせた造語。
同社によると、かつての"良い製品やサービスを開発すれば売れる"時代から、ビジネスのグローバル化、顧客ニーズの多様化、社会貢献に対する期待と評価の高まりなど、企業を取り巻く環境は複雑化しており、BtoB ビジネスを展開する企業の安定的な成長のためには、積極的なマーケティング活動や、社会とのより良い関係を築くための企業活動、コミュニケーション活動の重要性が増大しているという。
なお、電通関西支社では、このような環境変化に対応するソリューションとして、2009年11月に、BtoB ビジネスコミュニケーションの課題発見、解決、効果分析・検証を一貫して支援するソリューション『BC-MAP』を神戸大学大学院経営学研究科 教授で商学博士(マーケティング論)の南知恵子氏と共同で開発している。
南知恵子氏は、「ソリューション」に対する現状について、「この言葉が使われ始めた10年前と比べると、ソリューションというアプローチへの期待はかつてほどではなくなってきているが、その考え方も実践的な活動も進化しているのが現状だ。顧客のビジネスのバリュー・チェーンを理解し、様々なサービスを組み合わせて提供する、あるいはサービス自体を統合することがソリューション戦略であるという考え方が明確になってきている」と解説。
また、クラウド・コンピューティングやソーシャル・メディアなど、プラットフォームとなる技術が近年劇的に変化している点については、「企業は ICT の導入コストを削減しつつ、導入スピードが早められ、様々なことがクラウド上で行えるようになってきている。この環境を利用してどのようなサービスを統合すべきか考え、活用するべきだ。一方、ソーシャル・メディアは、消費者と企業や製品・ブランドとの関係を劇的に変えつつある」と述べている。
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