ゾッとする話 | どっこい生きてる山の中 ぽちのブログ

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癌と介護と資格試験と私。
どんより幸せの毎日が
私を支える山の中。
明日はどっちだ、多分こっちだ。
5年生存率10%を無視して延命中の私が送る
後ろ向き人生のススメ

昨日のこと。

いつものように、母の病院へ。

相変わらず、通じているのか、
通じていないのか、わからない会話を
だらだらとしていた時、

お向かいのおばあちゃんが、
激しく咳き込んだ。

これ、痰がからんでるかな?と
おばあちゃんの方を見ると
しっかり私に何か訴えている。

ナースコールは押せない状態。
というか、手元から遠い。

私、「看護師さん、呼んできましょうか?」と言うと、

おばあちゃんが、「お願い…」という目を
するないなや、
バタッと顔が横に倒れた。


ヤバい。急いでナースステーションへ。

私「うちのお向かいの方が、
        咳をして、苦しそうです。」と
慌てて言ったら、

看護師さん「えっ、名前は誰?」

イヤイヤ、知らないし、
号室だけ言ったけど、
その時は全然急いでくれない。

で、こっちこっちと連れて行くと
やっぱり緊急事態な感じだったのですが、
あまり、緊張感なし。


いや、早く痰をとってあげて。

とりあえずもう一人看護師さんを呼んできて、治療が始まった。


やはり、呼吸が出来なくなっていったようで、
なんとかその後、おばあちゃん復活。


ここの病院は、あまり看護師さんが、
病室にこない。

患者さんは、ナースコールを
押せない人もいる。


たまたま、動ける私がいたから、
呼べたんであって、
もし居なかったら、どうなるの?

これは寿命になるの。

ここは、病院なの?

これが、現実なの?

人手不足なのはわかるけど、
このまま、母を入院させていて
いいものか、どうか。

真剣に悩みます。