2022年11月の読書記録 | のんびり穏やかに暮らしたい

のんびり穏やかに暮らしたい

気持ちに余裕が持てるようにのんびりと、そして、穏やかに暮らしていきたいと思っています!
整理整頓頑張って、おばあちゃんになった時には、ミニマリストになっていよう!というのが目標の50代主婦の毎日。

もう11月が終わりました。
早すぎて怖い・・・
カタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ

11月はこれだけ読みました!




娘ちゃんオススメの本です。

中学の時

学校でいじめられて

家族から大切にされてないと感じていて

死んでもいいと思っていた主人公が

ハチミツをもらったことをきっかけに

30歳で養蜂をするお話です。

自分自身を嫌って

自分を大切に扱っていなければ

周りの人も大切に扱ってくれない。

食べることは大切。

居場所は自分で作るもの。

そんなことが心に残ってます。

主人公が自分の好きなことに向かって

一歩一歩進んでいく姿に

とても好感をもてました。

 

そして

ハチミツを使ったお料理が

いくつか出てきます。

それがとっても美味しそうで・・・

ψ(´ڡ`♡)♪


ハチミツは私も大好き♡

毎日フルーツを入れたヨーグルトに

かけて食べています。

紅茶は普段はストレートで飲みますが

たまにハチミツを入れてます。

最近はスプーン1匙のハチミツを舐めていないので

またやり始めようかと思ったり

お料理にももっと使おう!

と思ったり

とても楽しく、美味しく読んだ本でした!



これは、娘ちゃんが

ふらっと本屋さんへ入った時に

目立つ場所にあった本だそうです。

「ママには当たり前のことかもしれんけど

そういうのを

うんうんって相槌打ちながら読むのも

楽しいんちゃう?」

とオススメされました。


1番初めの奥さんの悪口を言う人に対しての

言葉に、うんうん。

僕は女の見る目がないと言いふらしているもの。

うんうん。


悪口や不満は

自分が選んだ結果であって

自分と同じで嫌いなところだったり

羨ましいと思ってたりする・・・

と他の本で読んでから

私もそういう風に

見るようになりました。

そうやって見ると

うわ〜って思います。

だから私も不満が出たり

悪口言いたくなったりしたら

あ、私が選んだ結果だな・・・

あ、私はこういうことが嫌いなんだな・・・

あ、私は羨ましいと思ってるんだな・・・

って考えるようになりました。

そのおかげか

愚痴や不満や悪口は

かなり減りました!


娘ちゃんが中学の時

省かれたことがあったのですが

その時は言いました。

「きっと、娘ちゃんのことが羨ましいんやで。

そんなやっかみは、ほっとき〜。

でも、どうしても無理〜

ってなってきたら絶対教えてな」

毎日、お風呂に一緒に入っていたので

その時にたくさん話をして

娘ちゃんの不安を聞いてました。

結構、冷静に対応できたと思ってます!

(* ´ ˘ ` *)フフフ


この本はそんなことも書いてありますが

1番伝えたかったのは

きっと「自分を大切にして」

ということだと思いました。

心が疲れている人が読んだら

ちょっとは気がラクになるんじゃないかな〜。



この本はブログを読んでいて出てきた本です。

軽い気持ちで始めた中学受験が

子供を追い詰めてしまうというお話。

読んでいて

そんなこと言ったら・・・

そんなことしたら・・・

ってすっごい思いました。

中学受験の闇に落ちていく両親の姿が

真実味があって

グッと引き込まれました。

あ〜あかん・・・

そう思いながら読んでいき

子供の気持ちを考えても

親の気持ちを考えても

ボロボロ涙が出てくる本で

最後はどうなるのかと

ハラハラしながらの読書。

親が子供を思う気持ちも

子供が親を思う気持ちもわかるから

本当に悲しい本でした。

これを読んで

中学受験を軽い気持ちで始める人が

減るといいな・・・

なんて思います。

子供がこの中学に行きたい!

というのなら

受験してもいいけれど

そうでないのなら

受験なんてしない方がいいと

私は思っています。


姉が勉強が好きで自分から進んで

同じ学校の子がいない進学塾に行っていたので

私も4年生の終わりから同じ塾に行きだし

私も中学受験しました。

落ちて公立の中高に行ってます。

私がのんびりマイペースだったので

学校の先生のススメで

受験することにしたと聞いてます。

進学塾では3クラスの中の1番下のクラスで

テストの点が悪いと

お尻を竹刀で叩かれるという

今では考えられない塾でした。

それだけは

なんとか阻止していた記憶があります。

そんなんなので

居残りをしょっちゅうしていて

でも、わからなくて

1つ年下の1番上のクラスの子に

教えてもらっていたのも記憶があります(笑)

あまりにも嫌で

6年生の夏位に受験はするけど

受かっても落ちても

もう塾はやめる!と親と約束しました。

6年生の11月くらいからは

父が仕事が休みの日曜の朝に

苦手な算数の勉強を見てくれてました。

でも、私はやっぱりみんなと一緒に

公立の中学に行きたかったので

全然必死に勉強なんてしてなかったし

受験はしに行ったけど

落ちることを願っていたので

落ちても気にならなかった。

反対に嬉しかった。

今思うと、お金をかけて塾に行ってるのに

なんて奴だと思います。

これも、ちゃんと話してないから。

こういうことがないように

受験するなら

ちゃんと話した方がいい。


でも、塾に行ってそれなりに勉強はしていたので

一瞬だけど1番上のクラスに入ったこともあったし

(入った瞬間、レベルが違うと実感した・・・ 

案の定

次のテストでそのクラスからは落ちました。)

その時に学んだものは

残っています。

それは良かったと思ってます。

だから、嫌々行ってた塾だったけど

違う学校の友達もできて楽しかったし

今思うと感謝だな〜。


中学受験はほんと難しい。




内館牧子さんの私が読んだ本は

年配の方が主人公だったので

これからこう思うのか〜とか

将来に向けての

予備知識を入れる本になりました。

この「終わった人」も

面白そうだな〜とも思い

予備知識を入れるために借りてみました!


岩手の名門高校から現役で東大法学部に行き

国内のメガバンクに入社して

出世街道真っ直ぐら

のはずが

49歳で左遷されて子会社に出向。

定年まで務めた主人公の

定年後のもがいてる様子が

描かれた本です。


やっぱりそういう人は

プライドがすごく高くて

嫌だな〜と思ったのが

正直な感想。


定年の歳を迎えた後は

それまでどんなに賢い学校に行っていても

すごい仕事をしていても

みんな同じなんだなと

惨めに思っていた主人公がいて

私もそう思いました。

女はそのことに早くから気づいている人が

多いですよね。

なぜなら

「どうせ結婚して家庭に入るんだから

学歴なんて必要ない」

という環境で育ってきてるから。

今はマシになってきてるとは思うけど

結婚したらどうなるかわからない・・・

っていうのは

頭の隅にあると思う。

だから、自分がやりたいのか

やりたくないのか

それをすごく考えないとダメだと思う。


主人公の妻は

お嬢様で女子大を卒業して

主人公とお見合いで結婚しています。

専業主婦だったけど

43際で美容師の学校に行って

国家試験をパスして

美容院で働きます。

主人公が定年してから

独立をしてしまう中々のやり手の妻です。

そんな妻が

定年して何もしないで愚痴を言いながら

ずっと家にいる夫を嫌がって

「恋でもしたらいい」と言うのには

びっくり。

恋に発展しそうな人が現れても

「1人で今のあなたの相手をするのは

疲れるからありがたい」

というのにもびっくり。

そこは、私は無理だな〜と思った。

そんなことがあったら

私はめっちゃ怒るでしょう。


あ、あとね

母から聞くんです。

定年する前から

つまり、子供が中高ぐらいから

夫婦仲は良くなくて

離婚したいけど

子供のことがあるから離婚しないままきていて

夫が定年してからは

ご飯も作らないし

洗濯もしないで

完全に家庭内別居になっている人が

いるよと。

夫が愛人を作って

めったにかえってこない人もいるし・・・

とにかくもう夫のことは

嫌いなのに

一緒に住んでる人がわりといると

聞いていて

嫌な世界だと思いました。

母の世代と私たちの世代で

変わるとは思いますが

思うのは

嫌ならとっとと離れたらいいのにな

ということ。

愚痴や不満を周りにぶちまけて

私はついてない

私は損をしている

私は可哀想だと

思うなら

なぜ、行動しないのか?

時間がもったいないな〜と思う私です。


あ、この本はムカムカしながら

読んでいて・・・

まあ、不倫を勧める妻とかありえないし

いい大学に行っていたとか

大きな会社で働いていたとか

取締役になったとか

そういうのは

どうでもいいタイプなので

余計に思ったのだと思います。


人間、中身よ!

学歴や会社なんてただの飾り。

そこに惑わされてはいけない。

改めて思った本でした。



梨木香歩さんは

「西の魔女が死んだ」で初めて読んだ作家さん。

元々はどなたかが

好きな映画でおすすめしてたので観て

かなり好きな映画だったので

本も読んだのでした。

久しぶりに検索して手にした梨木香歩さん。

中々不思議な世界でした。

前半は愛犬の病気の話で

後半はアフリカのウガンダの話。

結婚に対しての考え方もほほ〜と感じました。

ちょっと私とはかけ離れてる世界で

本の中に入り込むことはできませんでした。

梨木香歩さんは

スピリチュアル

精霊

言霊

こういうのが

好きなんだろうな〜と思いました。



これは、おそらく読んだことがあるような・・・

でも、初耳のこともあって・・・

他のエッセイの中にも書いてあって

知ってたことだったのか・・・


小川糸さんの暮らし方が好きです。

作家さんって

1日中机に向かってるイメージなんだけど

小川糸さんは書く時間を

平日の午前中と決めていて

日の出とともに起きて執筆し

11時位に終わってブランチをとるそうです。

午後は愛犬と散歩したりドイツ語の勉強をしたり

家事や買い物を済ませたり。

夕食をとったら読書をして

のんびり過ごして早めに寝る。

人と会うのは金曜日の午後だけにしてたり

季節ごとにも流れがあったり。

冬に執筆

春にそれを読み直し

夏は仕事をお休みして外の刺激を受け

秋に作品を発表。

冬が来たらまた新たな作品の執筆。

こんな流れで暮らしいるなんて

凄くないですか?

私は凄〜い!と尊敬でした。

ますます好きになりました!



今月も楽しい読書でした。

色々な世界が見れて

色々な人の感情を知れて

楽しかったです。


あ、そうそう

娘ちゃんと見ていたドラマで

主人公が

「なんで?」で聞くシーンがありました。

私も娘ちゃんも「え?」って。

「その理由分からへんの?」

って2人で話してたんです。

娘ちゃんと出した結論は

「ドラマも映画も本も見てるから

同じようなシーンがあって

情報として私たちはすでに持ってたから

わかるけど

今の子は本もドラマも映画もあんまり見ないから

わからんのとちゃうかな」


もし、本当にそうだとしたら

その行動の裏の感情を知っている私達って

すごいラッキーやな〜と

思いました。


これだから

ドラマも映画も本もやめられない。

(* ´ ˘ ` *)フフフ


本嫌いな子供だった私に

伝えたい(笑)