息子君、大学受験やめるってよ③ | のんびり穏やかに暮らしたい

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気持ちに余裕が持てるようにのんびりと、そして、穏やかに暮らしていきたいと思っています!
整理整頓頑張って、おばあちゃんになった時には、ミニマリストになっていよう!というのが目標の50代主婦の毎日。

長くなってしまってます・・・
続きです!


「専門学校に行くなら
勉強は今まで通りにしないといけない」

この言葉で
勉強せなあかんのやったら
就職した方がいい・・・
すぐに思ったそうです。


「勉強をする」

これが息子君にはもう
「嫌で嫌でたまらないもの」
になってしまっているのです。


翌日の26日は朝から考えていました。
大学に行くメリット、デメリット。
就職するメリット、デメリット。

専門学校について
旦那さんに調べるように言われたけれど
何を調べたらいいのか
それすらも、わからない・・・

頭の中は
「勉強をしたくない」
これだけがぐるぐる回っているんだろうな・・・


いくら考えても
わからないし
勉強することになるなら就職だ!
と思う息子君。

旦那さんが仕事から帰ってきて聞きました。
「専門学校に行くとしたら
行ってから
勉強しないとあかんということですか?
今、今までみたいに
勉強しないとあかんってことですか?」

「今や!今は高校行ってるねんから
勉強する時やろ。」

そこで私が
「受験勉強をするんじゃないやろ?」
「受験勉強じゃない」
「1年生の時みたいに
普段は宿題をやるくらいで
テスト前にはしっかりする
っていう感じの勉強でいいやんな?」
「今も同じようなもんやんか。」
「今はずっと机の前にいるやん。
それと同じくらいするの?」

そこで息子君を見て
「そんなに勉強したないんか?」

「うん・・・
今までみたいに勉強しなあかんのやったら
就職する方がいい・・・
・・・
就職するとしたら何を調べたらいいんですか?
どんな職種にするか、とかですか?」



「・・・・・・どうしたもんかな〜」
と悩む旦那さん。

「今決めて後悔せえへんかな〜
コロナでずっと家におるから
勉強嫌やって思ってまうんとちゃうか?」

「それもあるかもしらん・・・」

「学校始まったら
家にいる時間も少なくなるから
机の前に座る時間も減るし
気分も変わるかも知らんな〜

もうちょっとで学校も始まるから
とりあえずもう少し待ってみよう。

大学受験はほんまにいいねんな?」

「うん」

ということで
大学受験はやめ!
就職にする!
専門学校は学校が始まってから考える!
となりました。

学校が始まる6月1日までの5日間は
学校の宿題を絶対全部やることと
1つ家の掃除をすること
(旦那さんが指示します)
夜の10時〜12時にスマホOK!
だったのをやめて
上の2つのこと以外の時間は
1階でスマホ触ってOK!
部屋では禁止。
寝るのは10時!
(休校になる前まではずっと10時でした)
となりました。


翌日から息子君の顔は明るくなり
しゃべるようにもなりました。
なんだか小学生の時の
無邪気な顔つきになっていて
私は嬉しい(*´˘`*)♡


中学生になってから
勉強のことで
いっぱい言われるようになっていたのですね。
旦那さんにもいっぱい言われ
私も中学生の時は言っていた。
高校生になってから
言わないようにしようと頑張ったんだった。

てっきり反抗期だからだと思ってましたが
「勉強しろ!」の一言で
中学生の頃から無邪気な顔つきは
見なくなっていたんだと
気づきました。

あ〜もっと早くに気づければ良かった・・・
(˘-ω-˘ ).。oஇ



正直に言いまして
私もかなり心がらくになりました。

息子君に笑顔が戻ったこと。
選んだ専門学校の職種を
調べれば調べるほど
息子君に向いていると感じて
笑顔で仕事をしてる姿を想像できること。
だから思い描く未来が明るい。
もう勉強してないのを見て
モヤモヤしなくていいこと。
(勉強やりや!というのを
できるだけ言わないように
気をつけていたことが
こんなにもモヤモヤしていたとは・・・)


娘ちゃんには
息子君も私も、そして旦那さんも
息子君が大学受験をやめたことを
喜んでいるように見えるそうです。

でも、「どうしても○○大に入りたい!」と
浪人して大学に入った
娘ちゃんにしてみれば
考えられない選択なので
「なんで、パパとママが喜んでるのか
わからない・・・」
と言われました。

説明しましたが
( ¯꒳¯ )  ←こんな顔してました。

娘ちゃんには大学卒の資格は
絶対必要なもので
4年間の自由な時間を得ないことは
人生の上でもったいないこと
なのだと思います。

私も旦那さんも
「大学卒」じゃないし
そのことで後悔してることもありません。
「苦」にならない仕事を見つけて
穏やかに生きていけたら万々歳!
そう思っているのです。


勉強の向き不向きって
こんなにもあるものなんですね。
同じように育てたはずの
娘ちゃんと息子君。
正反対です。

会社員としての方が力を発揮できそうな
娘ちゃん。
会社員になったら
死んだ目をした若者になりそうな息子君。

会社の机でイキイキと仕事をしてそうな
娘ちゃん。
会社の机で貧乏ゆすりしながら
死んだ目をしてる息子君。
(え?)

ずっとスーツを着て机の前にいる息子君や
スーツを着て営業に回っている息子君を
想像できなかったので
私はとても
腑に落ちています。

あ、「就職するならサラリーマンよね?」
って思いますよね。

息子君が選んできた職種は
屋外の仕事なので
机の前には座らないです。
息子君もそれは嫌だそうです。
そして人に使われるのは嫌だから
独立できる仕事がいいそうです。



と、こんなわけで
大学受験をやめることになりました。



長かったな・・・

お付き合いくださり
ありがとうございました(*´˘`*)♡



追記です。

息子君2021年12月現在は
(この記事の1年半後)
林業の専修学校に通っています。
専修学校を受けるにあたって
面接と小論文があり
高校では
その練習を先生にしてもらっていました。
入学と同時に
家を出て先輩とシェアハウスで暮らしています。
とっても田舎なため
車にも乗っています。
2年間の学校なので、あと1年。
実習がとても楽しいらしく
資格もどんどん取っていて
そのまま就職して
林業男子になるそうです!