前回、肌のくすみやシミにつながるよ~
っていう糖化の話をしました。
気を付けることはわかった。
じゃあ、どんな食品にAGEが多いの?どうやって食べればいいの?
っていうことについて触れたいと思います。
【調理方法によるAGEの量】
例えば、ヘルシーで有名な(笑)鶏むね肉。
同じ食材でも、
1)生肉
2)煮る
3)電子レンジで加熱
4)焼く
5)揚げる
この順で増えていきます。
やっぱり調理の温度が高い「揚げる」が一番AGEが多いです。
アゲだけに!!!・・・え?
たとえば同じ鶏肉料理でも、焼き鳥は水炊きの6倍、
唐揚げは10倍ものAGEが発生するんです。
なので~
揚げ物ばかりを好んで食べると、ヘルシーな食材だから~と
思ってもAGEが体内に溜まっていくことになります。
食材の選び方だけでなく、調理の工夫も大切です!
【清涼飲料水はAGEを増やす】
ジュースや炭酸飲料、お菓子、缶詰などの甘味づけに使われる人工甘味料、
ブドウ糖の10倍の速さでAGEをつくるそうです。
成分表示に「果糖液糖」「果糖ブドウ糖液糖」「異性化糖」などと
書かれている場合は、特にとり過ぎは注意したほうが良さそう。
【どんなメニュー、食材がAGEが高い?】
(1)ワッフル・パンケーキ.ドーナツ
揚げ油、バターなどの脂質を多く含み高温調理になるので。
(2)フライドポテト
フライドポテトはAGE値が高いだけでなく
揚げ油によってはトランス酸脂肪酸が多いです…
(3)ポテトチップス
高カロリー・高AGE値のポテトチップスは、百害あって一利なし。
(4)とんかつ・から揚げ
とんかつ・から揚げは、AGE値もぐんと高くなります。
鶏肉を水炊きにした場合と、から揚げの場合では約10倍に。
(5)ベーコン
燻製しているので、断トツで高い!!ハム、ソーセージも。
なんか、太りやすい食材ばかりね~(笑)
美味しいんだけどね^^;。
少量を他の食材を組み合わせてバランスよく食べましょう。
どんな食材もそうですが、
そればっかりの食べ過ぎ、や偏った調理方法、は要注意ですよ。
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