Hep.
Hepar-sulphuris
(ヘパソーファー/硫化カルシウム)
鉱物
ヘパソーファーは、カルシウムと硫黄の化合です。ハーネマンがホメオパシーのためにつくりました。
当時は、外用薬として、おできや痒み、痛風などに用いられていました。
キーワード:化膿した症状 痛み クループ
場所:
神経 結合組織 呼吸器の膜 リンパ腺
よく使われる症状:
・炎症をおこしやすく、化膿しやすい
・化膿した傷
・黄色く臭い膿
・膿を伴う症状(目の炎症、中耳炎、扁桃炎、歯茎の炎症など)
・痛み(トゲのような刺すような鋭い痛み)
・少しの接触にも敏感
・汗、などの分泌物は、多量で酸っぱいにおいがする
・かゆい皮膚発疹、おでき、いぼ
・皮膚の潰瘍、あかぎれ
・口内炎、副鼻腔炎
・非常に身体が冷たく、寒さに敏感
・湿気があってじめじめ生暖かい環境を好む
・呼吸器系の粘膜と深い関係にあり、クループのレメディーともいわれる
・窒息しそうな咳。ガラガラいう音。
精神:
・非常に敏感で暴力的(傷つきやすi)
・痛み、隙間風、音、接触など、些細な原因で火をつけたい、殺したいほどの激情が起こる
・極端に短気で怒りやすく火のような激しさ
・しゃべる、食べる、飲むなど、せっかちな傾向
食べ物:
・酸っぱいもの、辛いものなどの刺激物やアルコールを好む(が、症状を悪化させる)
悪化:
冷たい風 寒さ 冷たい飲み物 接触(わずかな) 肌の露出 乾燥した天候
好転:
熱いもの 暖かく覆うこと 湿気のある暖かい環境
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