Bry.
Bryonia Alba
(ブライオニア/シロブリオニア)
植物
ウリ科の植物。
乾燥した大地に、どっしりと根を下ろし、
少ない水分でも生きて行ける植物です。
ミルク状の汁が、皮膚につくと、膿を持つ発疹が出ます。
キーワード:乾燥
よく使われる症状::
・あらゆる乾燥状態。
・ひび割れた唇、パリパリの皮膚
・腸の乾燥による便秘
・乾いた咳(ゼロゼロではなく)
・気管支炎
・発疹
・関節の痛み リウマチ
・頭痛
・生理のときの頭痛(出血がなかなか出ない)
・胃炎
・発熱(熱は発汗することで好転)
・めまい
・非常に喉が乾きやすく、大量に水を飲みますが、一方で、乾燥した環境でも耐えられる植物のように、まったく水分を欲しない場合もあります。
・症状が停滞してなかなか動かないとき
精神的特徴:
・とても現実的で、しっかりと地に足の着いたものの考え方をします。
さまざまな感情に左右されることなく我が道を行くので、ドライな性格に見られることも多いですが、とても頼りになる、親分肌でもあります。
・貧困への恐怖が強く、安全、安心を求めて、
それを、物質やお金から得ようとします。
非常な倹約家でもあります。これは、どんなにお金持ちであったとしてもです。
・よくしゃべりますが、話題のほとんどは、仕事とお金の話です。ワーカホリックで仕事が趣味のようなところもあります。
夢も仕事の夢を見ます。
・職業は、芸術家や詩人というよりは、株式仲介人や保険業者という感じ。
・安定を得ることが生きる目的で、古い習慣を変えようとしない頑固な一面もあります。
邪魔されたと思うと、苛立ち、けんか腰になることもあるでしょう。
・あまり外に出たがらず、家にいることを欲します。
すでに家にいるときでさえ、「家に帰りたい」などと言ったりします。
場所:
循環 肝臓 漿膜(頭部、胸部、関節、腹部) 筋肉 運動神経 リンパ 右側 左側
悪化:ほんの少しの動作(関節の痛み、頭痛、胃炎、気管支炎など) 横になった姿勢から起き上がる 食べる 暑さ(部屋 天候) 冷え 苛立ち
好転:
じっと動かないでいるとき 圧迫(痛む側を下にして寝る 包帯など) 冷たい空気
メモ:
ブライオニアの特徴である「乾燥」や「家に帰りたい」は、不活発さや停滞とも通じるところがあります。
かぜなどの症状の進行がぐずぐずして、病気を出し切れないとき、進行を促すために使うこともできます。
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