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⑤.仕事(転職)の話 part2

①.手術直後の仕事の話
②.手術直後の精神状態の話
③.食生活、睡眠時間の話
④.性生活の話
⑤.仕事(転職)の話  ←今ここ
⑥.幸せ敏感肌の話

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障害者が転職するとき、入口は大きく2種類あって
健常者である一般枠と、"障害者枠"ってのがあります。

障害者枠での入社の場合、一般枠と比較して
 ・作業が楽
 ・勤務時間が楽
 ・責任が軽い
という傾向にあり、その対価として
 ・給料が安め
 ・昇級、昇格が緩やか
っていう傾向にある事が多い、と"私は"思っています。

それぞれ、メリットにみえるかデメリットに見えるか、人によって変わると思います。
この辺がまさに本人次第の内容で、自分の気持ちを明確にしておいた方がいいです。

・健常者と同じように働き、同じように対価を得たい。

・肉体的にも精神的にも軽い作業がいい。給料も低めでいい。

のどっちの傾向か。

そして、両極のどっちかってわけではなくてバランス感だと思うので
この辺は頑張るけど、ここはサポートしてほしい、って感じです。
明確にしとかないと、転職後に自分も会社も不幸になる可能性があります。

「残業なしで、給料もよくて、調子悪い時にふらっと帰れて、有給も自由に使えて
 自分のスキルを活かして、色々と都合の良い仕事がいい」
 
という無茶苦茶な要望は腹の中で持っておいて、
現実的にどんくらいの勤務時間なら働けて、給料はこのぐらいは欲しいっていう具体的な指標を把握しておくと、
面接の時にもスムーズかと思います。

***

では前回からの転職の話の続きですが、
人生で初めて給料アップを目的に転職活動をしてみました。


今まで運よく転職できていましたが、難航しました。

そりゃそうです。
好き勝手転職してきた自分のキャリアを振り返ると
転職回数も多く、勤務期間も短く(最長で3年)、IT職一本でなくキャリアチェンジ組、年齢的にももう若手ではない・・・。

ということで、その辺で渋い顔をされる事が多くなかなか採用に至らず。

ありがたくも、内定頂ける企業もありましたが結局給料は横ばいか、それ以下。
それだったら転職する意味はないので、当時の会社に居続けようと思っていました。

結局、自分の市場相場が知れたし、まぁ転職は諦めるか。
なんて思いながらダラダラと転職活動を続け・・・。

1年後ぐらいに次の転職先が見つかりました。
もちろん、働きながらだったので転職活動と休止をだらだらと繰り返しながら。

***


無事、お給料はUPしました。
が、やはり比例して仕事の負荷は増えました。

冒頭に書いた通り、
『健常者と同じように働き、同じように対価を得たい。』
のウェイトを高めた結果です。

転職先はそこそこ大きい企業で、障害者採用実績も多かったので安心していましたが、
人事と現場が遠く、初出社時に「障害あんの!?聞いてないよ!」みたいな事を言われたのを覚えています。

「誰でも分け隔てなく」なんて、素敵な言葉ですが時として残酷で都合の良い言葉です。

結局、そういった情報伝達ミスであったり、チームの雰囲気だったり
勤務時間だったり・・・が合わないと感じてしまいました。

 

そういったトラブルがないように面接の時に自分も全て喋ったし、全部聞いていたつもりですが
「聞いてたんと違う!人事も面接の時適当な事言いやがって!」という感じに。


(と、思いながらも「また俺言い訳してる・・・」という感情もありながら、腑に落ちない感情・・・)

『健常者と同じように働き、同じように対価を得たい。』
のウェイトを高めるのは自由だけども、当然ながら一緒に働く仲間の理解あっての話。

悔しい時もあるけど、そこを否定されちゃうと働けないので、
こちら側は助けてもらわなくていい努力も、助けてもらえる努力も、並行しないといけないのを痛感しました。

*****

ちなみにこの会社はハローワーク経由で入社しました。
それも、ハローワークの求人票ではなく『障害者向け合同面接会』でした。

地域によって異なると思いますが、私の地域は毎年秋ごろに開催されているもので、
障害者雇用のみをターゲットにした合同面接会です。

参加は事前申込制で、参加資格は障害者であること。です。
これに参加させてもらいました。

で、開催時期が近くなったら参加企業の求人一覧をもらうんですが、
時給〇百円のバイトとか、パートが多く、無期雇用の正社員求人はかなり稀です。
(あっても年齢平均値よりはかなり低いです)

ですが、「障害者が欲しい」という人事が集まっているイベントです。
こんな貴重な機会はないです。


そもそも、採用する側の企業はどういう思惑で来てるのか妄想してみると・・・
「ウチ障害者法定雇用率足りてないから障害者欲しい」とか
「法定雇用率は足りてるけど、社会貢献的な意味も込めて」とか、が多いのではないでしょうか。

正直「障害者は健常者よりも優れているから是非雇いたいです!」なんて思っている企業は皆無です。
思っててもせいぜい人事担当者とかで留まり、社長配下、会社の総意として考えている企業はいないでしょう。
だってそういう会社多かったらもっと待遇良いはずだもん。
(そういう企業は、ガ〇アの夜明けとかで特集されるぐらい稀有です。現状。)


てことで、その意図を汲んだ上で、自分なりのアドバンテージを話すといいです。
そしてICD患者は、外部障害と異なり四肢が動きます。
コレって企業側からしたら結構良いポイントで。

恐らく人事の方は健常者ですから『障害者』と聞くと
「車イス用のスロープつけないとな・・・」とか「エレベーター導入しないとな・・・」とか思っているので、
設備改修不要で雇える、というのはある種のセールスポイントです。

(逆も然りで、外部障害の方は内部障害と違い悪いトコロが表面化している、
 周囲の理解もサポートも得られやすい、内部的には元気、っていうような強みとも言えます。モノは言いようです。)


そんなコスい事を考えながら何社か面接を受けて、採用頂いたのがその会社でした。

*****

とまぁ、結局その会社も2年少々で辞めてしまいました。
メンタル的に元気に働ける環境じゃなかったし、仕事も人も合わず・・・。
「3回転職したなら4回も同じだろ。」
ってことで転職。(笑


・・・まぁ、さらっと書きましたが、実際はめっちゃ悩みました。(笑)


年齢は30。転職3回。
キャリアも資格も大したことなし。
転職市場では厳しいです。

「大体、転職して何か変わるのか?毎回嫌になったら転職してるだけじゃね?」
みたいな自問自答をしながら・・・・。

と、悶々としながらパートナー(今の妻)に想いを伝えたところ
「いいじゃん、やってみれば?元気ない今の方が嫌。」
ってことで、気負わず、背中を押してくれました。

本当に、これが救われました。
それで「3回転職したなら4回も同じだろ。」の精神に。

状況が厳しいのは重々承知だったので、過去の転職よりもかなり力を入れました。(笑
今までよりも多くの転職サイトを使ったり、検索条件の幅を広げたりして探しました。

結局、これも1年ぐらいかかりました。

なんだかんだで、またITの仕事をしています。そして今日に至ります。
小さな会社ですが、当初の妄言だと思っていた
「残業なしで、給料もよくて、調子悪い時にふらっと帰れて、有給も自由に使えて
 自分のスキルを活かして、色々と都合の良い仕事がいい」

にかなり近い仕事ができています。

そして今は「なんで今まで悩んでたんだろ?」という事だらけです。

身体的な事を引き合いに出されて責められる事がありましたが、そういった事がなくなりました。

これも社長と仲間の配慮です。

 

先述した通り、周囲の配慮ありきです。

配慮は物理的なものだけではなくて、言葉だけでもいいのです。

それがあるだけで、障害者はだいぶ働きやすくなります。

自分でも自覚があるぐらいパフォーマンスが良くなったと思います。

かなり生産効率上がっている実感があります。

良い職場にたどり着けたと思います。


まぁまぁ、そんな仕事の話も含めて

今の状況を次の回で書きますか。

 

ではでは。

 

⑤.仕事(転職)の話 part1

①.手術直後の仕事の話
②.手術直後の精神状態の話
③.食生活、睡眠時間の話
④.性生活の話
⑤.仕事(転職)の話  ←今ここ
⑥.幸せ敏感肌の話

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仕事の話を書こうと思います。

20歳で社会人となり、22歳で障害が発覚。

今年で私も32歳となりますが、この間4回ほど転職しました。
転職しすぎだろッて言われたら何も言い返せませんが、
転職活動していく中で、障害特有の問題や苦労もあったので、その辺を書ければいいかなと思います。

障害認定後、なかなか職が決まらない、なんて人にも参考になれば。なるかなぁ。


******
(多少ボカして書きます。)


①.手術直後の仕事の話』でも書きましたが、障害発覚とともに当時勤めていた会社は退職しました。
そして休職期間を経て、10人以下の小さな規模の会社へ。

"身体障害者"として初めて働く職場でした。

が!
結果的に障害の事が理解されず、1年少々で退職しました。

その会社はハローワークで見つけた会社で、
障害者枠ではなかったですが、面接の際にも障害がある旨を伝えた上で入社しました。
症状や、通院頻度、身体的な制限など。

それを了承した上でしたが、何かにつけて難癖をつけられていました。
風邪で休むにしても障害の事を引き合いに出したり。
重たいものを持つ事に制限がありますと伝えても、ちょうどオフィス引っ越しがあり
棚から机から運ばされることになり、さすがに重すぎるのはちょっと・・・と伝えましたが、嫌みを言われたり。

同僚ならまだしも小さい会社なので一つしかないチームの部長がそうだったので、ちょっとキツかったですね。
そもそもの労働環境が良くなかったと思います。

後から聞きましたが、その会社は私が入社する前に社員の反乱で総退職した後で、
その焼け野原に入ってきた形だったそうです。

今思えば納得です。採る側が選り好みできない状態だったんだと思います。
私としても辛かった一面もありますが、職歴がつけられるので次の転職へのアイテムになったので
結果良かったと思います。
(意外と「守られない」んだなっていう実感もできました。
 障害者は、自分で戦わないと自分の居場所は確保できません。
 
 社会的に表面上は「障害者には優しくしないといけませんよ」な風潮がありますが、
 第三者は守ってくれません。ほぼどの会社も。どのコミュニティも。
 至極当然ですが、当時の自分は「障害者だから特別扱いされるんだろうな」っていう気持ちがあったかも。)


雇われる側も選り好みしすぎず、職歴をまず作るのも大事です。
ほどほどに頑張ったら、働きながら転職活動をすればいいです。

***
てことで、そんなブラック企業に働きながら転職活動をスタート。

当時は周囲に理解してくれる人が少なく本当にみんな敵に見えました。

当時付き合っていた彼女も、「せっかく雇ってくれたんだから恩返ししないと」「もう辞めちゃうの?」みたいな雰囲気で
それを押し切って転職活動をしました。
だってキツかったんだもん。
ICD埋める前と変わらない生活だったら意味ないじゃん。
そんな想いもありましたが、理解者が少なく「自分は傲慢なのだろうか」「甘えすぎなのだろうか」と葛藤しながらでした。

が、ラッキーなことにすぐ転職先が見つかりました。
ホントにラッキー。

業種的にITは残業が多かったりして、障害の特性とマッチしないと感じていたので
事務方のデスクワークとして職を変えようと目論んでいましたが、それが見事にマッチしました。

後日談ですが、
転職サイト(D〇DA)を使っていたのですが当時のエージェントの方がなんと売り込みに行ってくれたそうです。
そこそこ大きい規模の会社で障害者雇用率が不足していたようだったので「障害者枠で、一人いれてみませんか?」と人事の方に打診したそうです。
「おぉ、そりゃいいかもな。」って表面上には無い採用枠から入った形です。

かなりレアケースですが、"障害が武器になる"と感じた瞬間でした。
自分が健常者だったらこうはならないです。

幸いにもIT系の技術があったので、「事務部門でIT強い方、かつ障害者雇用も満たせる」というセールストークのネタになるのです。
しかも!ICD植え込みしている方は特別障害。
特別障害者は障害者法定雇用率に2名分としてカウントするので、
企業としては一人分の人件費で障害者二人分の雇用率を満たせるのでウマい!ワケです。(言い方がやらしいですけど、ホントにそうです)

四肢が動いて日常動作に支障が無く障害カウント2名分、どうですか。
知らずに良い武器を持っていますよ。

とはいえ、本人自身の能力は別です。そこは健常者と同じフィールドなので、ピーアールはしないといけません。
法定雇用率云々は面接で全面的に押し出す内容ではないですが、
人事の方がそれを理解している企業であれば注目度は高いですきっと。

(もし人事の方が見てるなら、そういう方が狙い目ですよ。窓際のジジイ雇うより百万倍いいぞ。)


結果的に仕事の内容はすごくマッチしました。
職場の人もすごく理解してくれて、色々配慮してくれました。
勤務時間もフレックス制で、調子悪いから明日頑張る、とか1時間遅れて出社する、とかが自由でした。
職場でも調子悪そうにしてたら保健室行きなと行ってくれたり、今日上がんな、なんて声かけてくれたり。
ちょっと重い机を動かそうものならオフィスの端から飛んできて「いいよ!俺やるから!」という感じ。

(文字で起こしたら過保護な感じに見えますが、全然嫌みなく想いやりを感じました。)

今思っても本当にいい職場でした。
結局3年程で辞めたのですが、当時の職場の人達とは未だに付き合いがあります。

障害枠として検討してくれた人事の人も、一時期私の上司となり、本当に温情ある良い方でした。


が、そんな職場を何故やめたか。

それは、社風の変化と、給料面でした。

愛のある職場でした社長の交代と共に社風はガラッと変わり
「いらないものはカット!!」という意向から波及し、部署間のコミュニケーションもギスギス、
チーム内もピリピリ・・・となりました。

空気悪いなぁと思いながら、自身も待遇面で不満を抱えていました。
特別贅沢はしなくてもよかったので、自分の学歴でいう新卒と同程度かそれ以下ぐらいでした。
断然、年齢の平均以下の給料でした。

まぁ、そこから頑張ろう、と思っていましたが一般の正社員よりも昇級のベースが低いわけですね。
(これは障害者だから、という理由ではないです。
 『事務未経験者の中途採用者だから』みたいな理由付けです。オモテ向きは、ね。)
 
当時20代後半となり30間近で一人のオトコとして考えた時悩むものがあったんですね。

「給料アップするための転職してみよかな」ってことで3回目の転職活動開始。


長くなってきたので、続きは次回。

④.性生活の話

①.手術直後の仕事の話
②.手術直後の精神状態の話
③.食生活、睡眠時間の話
④.性生活の話  ←今ここ
⑤.仕事(転職)の話
⑥.幸せ敏感肌の話

 

***

 

ブルガダのブログ見てると当然ながら、エッチしても大丈夫かって

そういう話って全然ないですよね。

そりゃそうか。恥ずかしいもんな。

 

でも凄く大事なことでしょう。

「俺、ICD埋めたあと・・・できんの?」と。

 

僕もICD手術する前に凄く気になっていて、恥ずかしいので聞けずにいたのですが

意を決して直球で看護婦さんに聞いたところ

 

激しくないのなら大丈夫

 

とのことでした。

以上。

 

***

 

まぁまぁ、もうちょっと書きますか。

 

看護婦さんが「激しくないのなら大丈夫」と言った背景には、

激しい運動自体がNGというわけではなく、高頻拍による誤作動を回避するために、

という意味合いを込めて、まるっと総括して言った言葉なのです。

 

なので、プレイは全然OK!思う存分楽しんで・・・と言いたいところですが

ICDの作動する閾値(しきいち。脈拍なんぼで作動するかっていうボーダー。)や

プレイ中の脈拍によるため個人差が凄くある話になるかと。

 

ちなみに私は、何も気にせず性活、もとい生活を送っています。

 

がしかし、手術明けの初めての時はちょっと怖かったですね。

手術前と同じようにはできず、そろりそろりと。笑

「もしプレイ中に作動したら・・・それはそれで男の本望か。」なんて考えてたけど

って冗談にならんか。不名誉だな。笑

 

ってことで、私は指輪タイプの脈拍計をつけながら、脈をみながら徐々に徐々に・・・

という感じで挑みました。笑

 

で、意外とそこまで脈が上がらない事がわかったので今では何も気にせず。

 

しかし、生々しい話ですがICDに物理的な負荷がかかる姿勢は回避しないといけません。

そこはパートナーと相談してベストな方法を見つけてください。(謎アドバイス)

 

***

 

こぼれ話ですが、看護婦さんから聞いた事例として、

手術明けに奥さんに内緒でこっそり風俗に行き、

テンション上がりすぎて誤作動して、後日病院経由でバレた、というギャグのような話も聞きました。

真偽は不明ですが、マジで気をつけろよ、ICD埋めた男ども。

 

な。(迫真)

 

 

まぁ、そんなとこで今日はこの辺で。

貴重な資料なんじゃないでしょうかこれ。笑