亜麻仁油(フラックスオイル)、アスリートもぜひ意識して摂りたい「オメガ3脂肪酸」で炎症を抑える | スポーツ栄養は健康栄養から。 アスリートフード・食事・コンディショニング | 認定講座・資格・トレーナー・指導者養成

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「健康栄養からのスポーツ栄養」とコンディショニングで怪我を予防し、最高のパフォーマンスを作るためのサポートを静岡県浜松市を中心に活動しています。

一般の方はもちろん、
アスリー
トにとっても、
油を意識することは重要です。

油を意識、というのは、
必要な油・脂質を摂る、

ということ。

ここでは、
アスリートが必要としている油の

主に、抗炎症作用についてです。




 

特にアスリートは
体内で起こっている炎症反応を
できるだけ早く取り除くことが必要になってきます。

その炎症反応の代表が筋肉痛です。

 

 

 

 

なぜ、筋肉痛になるのか?

 

そのメカニズムですが、

①運動をする
②筋線維が負傷する
ここで筋肉痛が発症します
③たんぱく質などで補修される

④負傷した筋線維が以前より強くなる





運動後の体に起こる筋肉痛は

筋線維の微細損傷と炎症によるものです。


筋肉痛で起こっている筋肉組織を
さらに図で、解説しますね。





こうした炎症反応によって

筋肉痛が起こるのですが、

その炎症反応を抑えてくれるのが、
亜麻仁油(フラックスオイル)に

多く含まれる、オメガ3脂肪酸です。

このオメガ3を

運動後に適量を摂取することで

筋肉痛の軽減や疲労回復を

促進させる効果が期待できます。

抗炎症作用

抗酸化作用として、

 

亜麻仁油の摂取は現代において

欠かせないものになってきています。


長友佑都選手も積極的摂る亜麻仁油。

 

 

欧州サッカー界では

炎症を抑えてケガを予防する目的で、

 

オメガ3豊富な亜麻仁油などを

取り入れることがもはや「常識」に

なっていますね。

こうした流れから、

サッカー日本代表の食事でも

亜麻仁油が取り入れられたり、

 

オメガ3のサプリメント摂取が

奨励されたりするようになっています。
 

 




■ ドイツ1部リーグのドルトムント、

フィジカルトレーナーであるライナー・シュレイ氏は、

「ただ身体を鍛えるだけでは不十分で、いかに栄養を取り、いかに回復を早めるかまでが、仕事の範囲になっている。」

 

その為の具体的な栄養指導を選手に行っています。
そのカギとなるのが“油”です。

特に、炎症を抑える効果のある油といわれるオメガ3脂肪酸の摂取です。

 

シュレイ氏が勧めているのは、魚油に含まれるオメガ3脂肪酸のDHAやEPAを摂るための魚食と、もうひとつのオメガ3脂肪酸であるアルファリノレン酸を多く含むアマニ油やエゴマ油を日常的に摂ることです。
 

同氏は、このような食事をすることで
「柔軟性が増して負荷への耐性が強くなる」と述べています。

つまり、持久力向上とケガの予防につながるのです。

 

ライナー・シュレイ氏


(参照:https://news.goo.ne.jp/article/hbnippon/sports/hbnippon-column-14145.html)


■ また、
ペップ・グアルディオラ氏の言葉がこちら。

 

「週に2回魚を食べ、1日スプーン1杯の亜麻仁油を飲み、1日1回ひとつかみのクルミを食べる。そうすると適度な量のオメガ3を日常的に取ることができる。

 

オメガ3が筋膜に蓄えられると、柔軟性が増して負荷への耐性が強くなる」

 

ペップ・グアルディオラ氏がスペイン1部リーグ、バルセロナ監督時代に選手たちに魚を中心に食べさせるようになったのは有名な話です。同じ根拠からの発想で、メッシのケガが減ったのも、食事の改善のおかげだと言われています。

 

ペップ・グアルディオラ氏とメッシ選手

(記事参照:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO88267290Z10C15A6000000/?df=2)


■ 現在、リーグ・アンのパリ・サンジェルマンFCの監督を務めているトーマス・トゥヘル氏が、ドルトムントの監督に就任したとき、すぐに行ったのが、選手たちの食事改革です。
 

新たに3人のコックを雇い、オリーブオイルやバターを排除して、オメガ3がふんだんに含まれた亜麻仁油、クルミ油、ナタネ油を料理に使用するように指示した。オメガ3は体内の炎症を抑える効果があるためです。パスタや通常のパンは極力避けるように伝え、全粒粉のパンを促した。工場精製の砂糖も禁止したという話があります。


トーマス・トゥヘル氏と香川真司選手

(記事参照:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO92218850Z20C15A9000000/?df=3)


亜麻仁油を積極的に摂っているアスリートとしては、横綱白鵬、田中将大選手、金井貢史選手、上田桃子さん、団体としては山梨学院大学陸上部が確認できました。

今や、アスリートではオメガ3脂肪酸を積極的に摂ることの必要性が浸透しつつあるので、他にも多くの方が摂っているかと思います。

また、亜麻仁油としては確認できていませんが、オメガ3脂肪酸を摂取に心掛けている主なアスリートとしては、リオネル・メッシ選手、ネイマール選手、サッカー日本代表などが確認できています。

アマチュアのアスリートも当然、亜麻仁油を積極的に摂ることをおすすめしています。

またオメガ3脂肪酸の他の枠わりとしては、細胞膜の構成成分として不可欠な存在であり、生活習慣病予防およびリスクの低減、免疫疾患の抑制・アレルギー症状の改善、美肌効果、コレステロールの低減など、多岐にわたっています。


分子栄養スポーツメソッドの、

一般社団法人日本スポーツ栄養コンディショニング協会がオススメする亜麻仁油はこちら。

カナダ産エキストラバージン・フラックスシードオイル

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