「片づけ頑張っているのに、全然片づかないんですよね」
という人がたまにいます。よく聞いてみると、
「片づけを頑張っているのに、なかなか片づかない」という人は、
そもそも片づけするポイントがズレているのかもしれません。
自分が違う方向に頑張りすぎていないか、ぜひチェックしてみてください。
①小分けにする
部屋を片づけるときに「どこから手をつければよいのかわからない」
ということがよくあります。しかし、考えてみれば部屋全体であっても、
それは小さなものの集合体です。部分部分でみれば一つひとつは
小さな仕事です。目につくのはあれもやらなければ、これもやらなければ
とという一部分だけです。
私たちは必要以上にモノの多さや捨てられないモノだけに注目して
身構えて「片づけなければ」というプレッシャーに圧倒されているだけ
なのかもしれません。大きな片づけもも小分けにしてみると、一つひとつが
全部がつながっています。
1つができれば、もう一つは自動的に進むということもあります。
②まずは手をつける
登ったことのない山も、いつまでも麓の何も見えないところで考えていても
よい道に気づくことはできません。とりあえず登りやすそうな道を進んで初めて
登りやすい道に気づくものです。
③今、出来ることだけに目を向ける
まずは、誰の目から見ても明らかな「ゴミ」を捨てることから始めましょう。
空き缶、空き瓶、空のペットボトル、
そんなものが散乱していればそれから捨てましょう。
冷蔵庫の中の賞味期限の切れたデンジャラスな食べ物、
破れたままの服、直せる見込みのない壊れた家電は捨てよう。
④ストックという仕組みを捨てる
日用品がなくなった時に、その都度買いに行くのは不便。
だから買ってストックしておく。安いからまとめて買いだめをする。
こういった発想は捨てましょう。
余分に買っておいたものは余分なスペースを取ります。
ストックはゼロ、もしくは1つだけになったらストックを補充するという
仕組みに変えてみましょう。
⑤デッドスペース
収納術であらゆる技術を駆使して空間を埋めるという技術があります。
空いたスペースを有効活用しようという隙間収納をしたり、
突っ張り棒を仕込みフックをかけてり
モノの数を減らすより、収納スペースを増やそうとしていませんか。
これではいつまでたっても快適な生活は得られません。
何もない空間こそが落ち着いた気持ちにさせてくれます。
なかなか片づけられない、そんな余裕さえないと
思っているときは、玄関に脱いだ靴だけでも揃えるいうことをお勧めします。
自分のために・・・
ひと目があろうとなかろうと、自分をきちんと管理できていると認識できます。
まじめな人ほど完璧を目指しやすいもの。しかし、
どんな人も完璧ではありません。
持って生まれて性質や、状況に左右されることなど
限界はたくさんあります。
完璧を目指すのではなく、出来るだけ努力する
という姿勢に変えればストレスもグッと減りますし、
次はもうちょっとうまくできるはずです。
片づけにかかる労力は、なるべく少なくしたいもの。
「効果のある片づけかどうか」を、よくチェックしてみてくださいね。
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