子どもの気持ちに寄り添った語りかけも今回で5回目。
年度初めで まとめが追いついていません
今日は、子どもを褒めるときに意識することについて考えてみたいと思います。
Praise(褒める)
How to Talk so Kids Will Listen and Listen so Kids Will Talk
娘が通っているプリスクールは
モンテッソーリの考え方を取り入れています。
プリスクールに入ってきたばかりの子の中で
「すごいね!」とか「えらいね!」
と言う褒め言葉を待っている子が
時々います。
そういう子には、
普段以上に意識して、
ただ褒めるのではなく、
その子がやり遂げたことを
描写した言葉をかけるようにしています。
そうすると、それまでは
褒められたいがために行動していたのが
評価は関係なしに
主体的に動くようになっていきます。
この本の著者によると、
評価につながる褒め方よりも
子どもが成し遂げたものを
描写して言葉に表すことで
子どもが自分自身のことを認め
自尊心が育ちやすいようです。
子どもの自尊心を育てる褒め方のポイントがこちら(本より抜粋):
"Good" "Great!" "Fantastic"と言う代わりに・・・
Describe what you see(見たものを描写する)
I see a clean floor, a smooth bed, and books neatly lined up on the shelf.
(床に置いてあったものが片付いて、ベッドもきちんとなっていて、本が本棚に綺麗に仕舞われているね)
Describe what you feel(感じたものを描写する)
It's a pleasure to walk into this room!
(この部屋に入ってきて気持ちがいいわ!)
Sum up the child's praiseworthy behavior with a word
(子どもの褒めるべき行動を一言で表す)
You sorted out your Legos, cars, and farm animals, and put them in separate boxes. That's what I call organization!
(レゴや車や動物たちを別々の箱に入れたのね。まさに「整理整頓」ね!)
最後のポイントは、
実行するのはなかなか難しく、
わたしもたまにしかできていませんが、
最初のポイントは比較的 実行しやすいのかな、と
娘に対しても「いい子」とか
「えらいね」と言うようなほめ言葉は
小さい頃から使わずに
見たままを描写するような
褒め方を意識してきましたが
娘の自己肯定感は高いのかなと感じています