年に1回、自宅や事務所に届けられる防災タウンページ。
我が家にも先日届けられましたが、ここ最近は東京・神奈川・千葉県内の一部で配布されているようです。
電話は電電公社(後のNTT)が寡占していた頃は、個人宅用のハローページと職業別電話帳のタウンページの2種類が発行・配布されていましたが、現在は固定電話も民間通信事業者がいくつもありますし、住所と氏名が記載されている電話帳の需要も携帯電話やスマートホンの普及で、必要性は薄れてきたのでしょう。
個人情報保護の面からも、契約者名義で記載されている個人用の電話帳は、住所・氏名から女性や高齢女性宅が推察・特定されやすいなど、電話を利用した詐欺や架空請求などの犯罪に悪用される懸念もありますから怖いですね。
とはいえ、全く必要がないとも云えないのが災害時です。
地震などの災害が起きると、たいていは停電しますし、携帯電話スマートホンも通信不能状態になる事もあります。
しかも停電すれば携帯電話やスマートホンに充電も出来ません。
そんな時に使えるのが固定電話や公衆電話ですし、電源不要の電話帳だったりするのです。
携帯電話の普及とともに街角の公衆電話朴素は急激に撤去が進みましたが、最近は駅やコンビニ、ドラッグストア前などにも緑色の公衆電話が再び設置されるようになってきました。
それは、8年前に起きた東日本大震災で、携帯電話の基地局の故障や停電等で、通信網が遮断されていたのに、有線でつながる公衆電話回線は比較的使用出来た事から、災害時などの緊急時には公衆電話も必要だと認知されたからでしょう。
新設のコンビニにも公衆電話が設置されている位ですから。
普段は便利なスマートホンも、いざバッテリーが切れてしまえば、電話はもちろんSNSでの通信も連絡先を検索する事も不可能になりますから、スマホがあれば全て事足りる便利な生活も、電源と通信インフラが整備されているのが前提ですから。
いつ起きるかも知れない大規模災害時に、家族との連絡を取る手段や、どのように避難するかといった災害時の対応は、ITに頼らないアナログな手段で共有しておきたいですね。
