数年前から指摘があった、大手が施工管理する賃貸住宅における施工不良及び建築基準法違反の可能性が高い住宅が、1,324棟もある事が確認されたとして、14,000人以上の住民に転居を要請する事態となっています。
耐火不足レオパレス「危険」2月8日yahooニュースより
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6313129
この年度末は、すでに多くの引っ越し業者の供給体制不足が見込まれていて、3月の引っ越しシーズンになっても、引っ越し業者が手配できないという、いわゆる“引っ越し難民”が出るのではと云われているところに、今回の転居要請が拍車をかける可能性もあります。
なぜなら、引っ越し費用に関しては、施工会社側の負担となっているからで、指定日さえ決まれば予算は相手持ちです。
ただでさえ忙しい年度末や春休み中に、14,000人の中には引っ越し予定ではなかった人もいて、その人たちまでもが早急に予算はあまり考えなくても良い引っ越しをするのですから、引っ越し価格の相場は押し上げられてしまうでしょう。
関係ない一般の引っ越しを希望する方々にとってはかなり迷惑な話です。
既に見積もりを取る段階で、週末や大安吉日など縁起の良いと云われる日に引っ越し日を指定するのが難しくなっている業者もあるようです。
縁起を担ぐ人が多いのでしょうか、これは結婚式と同じですね。
引っ越しは決まっているのに、アパートやマンションなど引っ越し先が決まらず、まだ契約を済ませていない場合でも、市町村単位でおおよその見積もりは出せますから、早めに複数の業者に見積もり相談をして、引っ越しに伴う荷物の量と予算をある程度把握しておくと別の選択肢も考えられます。
すべて引っ越し業者に任せてしまうのは気持ち的には楽ですが、予算も日程も業者の言いなりになると、お財布にもスケジュールにも厳しくなります。
そうなった場合に対応する手段は持っておいた方が良いでしょう。
一人では運ぶのが難しい重量物や大型家具は引っ越し業者に依頼、その他の手で運べる衣類や小物などは自家用車やレンタカーを利用して自分で運ぶという方法もあります。
引っ越し業者によっては一時預かりサービス(もちろん有料ですが)をしている会社も多いので、引っ越しする日は確定しておいて一旦荷物を業者の倉庫などで保管、予算と日程でお互いの都合の良い日に届けてもらうという二段階に分ける時間差引っ越しは結構便利です。
それだけで見積価格を抑える事が可能になりますし、見積もりをする際に最初に引っ越し業者が予定を決めるのは、トラックと人員の手配で、トラックの積載量とユニック(吊り上げる車載クレーン)やパワーゲート(荷台後部からエレベータのように上げ下げできる装置)など、重量物搬送が可能かどうかの装備、搬入搬出先の階数やエレベータの有無、大物家具が分解可能か、低層階ならベランダからの搬出・搬入は可能かなどが見積もり金額に反映されます。
それゆえ、なるべく短時間で作業が終わるような物量にして、しかも時間指定をせずに業者がトラックや人員の予定を組みやすいように融通を利かせて依頼すると、希望日の配送が可能になり、見積もり額も安くなる事があるのです。
まずは見積もりと日程を抑えるように引っ越しの手配は準備しておいた方が良いかも。
また、見積もりに来る営業担当者に、どうやったら安くなる?と尋ねてみるのもアリです。
営業ですから競合との見積もりを比較していることも承知していますし、営業マンによっては、他はどこに見積もりを依頼しているかと尋ねてくる事もあります。
うがった見方をする人は、競合他社がどこか教えると、大体の見積もり相場が分かるので、必要以上に値引きをしなくなるのでは、と思うようですが、本当に見積もりを取っているのなら見せたほうが確実にそこより安くしてきますから試してみては?
価格で負ければ同業他社に発注されるのは明確ですから、値引き決裁権を持つ上司は、受注する為に多少の値引きを容認するか、見積額は競合社と同額でも、それ以上の物資様々な特典を用意してくれたりします。
これは家電量販店の販売員との値引き交渉と同様、上司に値引きや割引きの決済を求める時の理由に根拠としてこういう理由で・・・と使う事があるようで、競合社より安くするという事を使命のように率先して行う企業も沢山あるのです。
ただし、見積もりの有効期限とキャンセルや変更に伴う契約上のキャンセル料などの条件が見積書に記載されている場合がありますからそこは口頭だけでなく書面でしっかり確認しておいた方が良いですね。