2018年10月に入り九州電力川内原子力発電所の再稼働に伴い、九州電力管内では再生可能エネルギー(太陽光発電)の出力制御を実施しました。
発電して送電線網につながっている電力を、電力会社は使わずに捨ててしまうという出力制御(買取り拒否とも受け取れます。
とはいえ固定買い取り価格制度(FIT)により20年間、表面上は割高な太陽光など再生可能エネルギーを購入するより、故障や点検等で停止さえしなければ、一定の高出力を24時間供給可能な原子力発電による電力を使用した方が電力会社は利益が出るので、営利事業である民間企業としては当然なのかも知れませんが、せっかく発電した電力を使わずに捨ててしまうのも勿体ない話です。
余剰電力を有効利用するためには、蓄電・蓄熱・水素製造といった形でエネルギーを溜める方法を考えておく必要があります。
まずは蓄電池ですが、携帯電話にも使用されているリチウムイオン電池は、製造コストがまだまだ高額なので、大容量の蓄電設備を造るにはまだ不向きです。
次世代モデルとなりそうな全固形型蓄電池が普及するようになれば、少しは導入コストを抑えられそうですが、市販化されて価格が安くなるのは5~10年はかかるでしょう。
次に蓄熱ですが、深夜電力でお湯を沸かし、保温性の高い貯湯槽に溜めおきするエコキュートのような設備も、太陽光発電の電力だけでお湯を沸かせる電力を賄えるのは、事業用などある程度の規模を有するソーラー発電所でなければ難しいのと、太陽光発電が稼働している日中にお湯を沸かそうとすると、同時間帯に機械や電気製品を動かすための電力が足らなくなる恐れがある為、電気で熱を沸かすよりは、太陽熱温水器のように熱を集めて熱で溜めるやり方をおススメします。その方が変換効率のよい蓄熱が出来ます。
そんな中で注目されるのがR水素です。
再生可能エネルギーを利用して水素を製造、こうするとエネルギーが劣化せず半永久的に貯蔵出来ますし、水素ボンベや水素タンクローリーによってエネルギーの移動も可能になります。
既存の水素製造は天然ガスなど化石燃料を原料に製造しているので。燃やしていないだけで石油エネルギー使用を減らせる訳ではありません。
余剰電力を捨ててしまう事を考えると、個人的にはR水素をもっとアピールして稼働施設を増やしていった方が良いのではと考えますが、皆さんの考えはいかがでしょうか。
2分でわかるR水素(YOUTUBE)
https://www.youtube.com/watch?v=x4eHCEc4jbM