事業用の事務所や店舗、工場等で使用する事務機の電気代を下げるには、使用頻度の低い時にも使われている待機電力の削減が効果的です。
例えば、コピー機・FAX・PCといったOA機器。
どれも電気使用量が大きい上、すぐに使いたいという要求もあって、今は1人1台PCが有るのにも関わらず、しばらく使わない時間帯でも電源を落としたりもせず、スクリーンセーバー状態で明るい画面のまま動いているPCモニターも少なくありません。
真夏の最大使用量が、その後1年間の電気料金の基本料金設定に影響してくるので、最大使用量の削減はとても重要です。
使わなければならない機器類は必ずあるのですから、それ以外のところで無駄に使われている使用量を削減できれば、基本料金が大幅に減らせる可能性があるのです。
無駄な待機電力を減らす方法としては、待機電力がゼロになる機器類に代えるとか、ピーク時間帯をずらす(ピークシフト)事により、一番電気使用量が多い真夏の午後1~4時のエアコンの使用量を抑えたり、PCやプリンターの使用時間帯を極力避けたりするとその効果が表れます。
ノートPCやタブレット端末に関しては、少なくとも数時間のバッテリー駆動が可能ですから、ピークタイムはAC電源を外してバッテリー駆動にするという方法もあります。
エアコンやPCをタイマーやPCソフトで制御する事により電気代を削減する方法もあるくらいですから、ノートPCや携帯型端末を多く使用している事業所ではすぐに効果が現れます。
しかも、OA機器類や照明の使用中は熱も沢山放出するのですが、夏はエアコンがその余計な室温上昇分まで冷やすために無駄な電力を使用していますから、使用時間の短縮がエアコンの電気代節約にもなります。
照明機器類の省エネルギータイプも普及してきました。
新しいショッピングセンターやコインパーキング、商店会の街灯や看板も、今は多くの場所でLEDが使われていますから、見た目の明るさの割には省エネ化が進んでいます。
しかも蛍光灯や白熱灯、ハロゲンランプに比べると、LEDは明かり自体は熱の放出が無いので、夏場に室温が上がりにくくなる効果もあります。
しかも、明かりからの熱放出が無いので、虫があまり寄って来ないのです。
夏の街灯や看板の下には大量に虫が舞っていて・・・というのがLEDには少ないですね。
例えば、家庭用のLED照明等と同様、従来使用していた水銀灯を同程度の性能のLEDや無電極ランプなどの省エネタイプに交換すると、消費電力は約4分の1、寿命も4,5倍に伸びるのですから、電気代が下がり、ランプ交換の手間と頻度が減る事による交換工事代も減るのですから、トータルで考えるとコスト削減効果はかなり大きいのです。
事務所や学校などで使われている蛍光灯タイプの管球も、LEDに交換すると電気料金は約半分、寿命は4倍以上になります。
1日平均12時間使用で10年程度は交換不要ですから、落雷や火災、漏電事故などのトラブルがなければ、球切れの心配はありません。
そうなると、事務所や工場の倉庫やマンションの管理室などに、球切れに備えて大きなスペースを占めている蛍光灯や電球類の在庫も在庫管理の手間も、交換した日時と予想交換時期を記入する位で、時間と空間の効率的に使えます。
また、外国人が日本に来ていちばん目立つし驚くのが、街のどこでも見かける飲料などの自動販売機です。
その自動販売機にも省エネルギー対策は進んでいて、メーカーによる差異はありますが、5年前の同サイズの製品と比べても、3割~5割は消費電力が少ないのです。
古い自動販売機を使用していると、年間5~6万円以上も電気料金が掛かるところが、新しい機種では年間3~4万円程度まで安くなります。
最新型では、これに夏場の日中や冬場の朝晩といった電力需要の大きい時間帯、いわゆるピークタイムに保冷・保温に電気を全く使わない最新型のピークカット機能まで装備しているので、より電気代を安くするとともに、電力需要にも配慮した製品になっています。
今や事務所・工場・店舗・アパート・マンションの出入り口にも必ず1台置いている自動販売機の電気代も、販売利益から電気代を引くと、大して利益になっていない事もありますから、このあたりも含めて精査する必要があります。
こうして、建物や施設内で使用している電気機器類に関する電気の棚おろしをしてみると、意外と無駄が発見できるのです。
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