交差点の歩車分離信号のススメ | SDGs エコに効くブログ

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いよいよ学校でも新年度が始まり、新入学の小学生たちが真新しい大きなランドセルを背負って登校する姿が、可愛らしく思える季節です。

 

そんな子どもたちが車や自転車等との事故に巻き込まれたりしないよう、周りの大人たちも気を付けておきたいところです。

 

事故防止と云えば、信号機の表示方法を工夫する事で歩行者と自動車の通行を分け、交差点内の事故を減らすときう「歩車分離式」の信号機を普及していこうという国の方針があります。

 

平成22年度の警察庁データでは、交差点内の事故の内、歩行者に信号無視等の違反行為が無いのに事故に遭っている確率が9割にもなっている現状を考えると、自動車と歩行者が同時に交差点内を移動する事が危険だという事は誰でもわかります。

 

交差点を車が右左折する際、横断歩道上を歩行者が通行していれば歩行者優先なので停止しますが、駅や繁華街など人通りの多い都市部の交差点では、横断歩道を通行する中を自動車や二輪車が右左折するのは結構難しくて、安全に通行しようとすればする程、交差点が原因で渋滞も引き起こす問題も起こります。

 

もし、歩車分離信号であれば、どちらかが信号無視でもしない限り、交差点での車と歩行者の事故は無くなり、渋滞もかなり改善するでしょう。

 

他に問題があるとすれば、交差点の右左折時に車の進行方向と同じ方向で後方から走ってくる自転車や駆けてくる人がいた場合、車の運転者から死角に入る事があるので、それに気付かず巻き込み事故を起こす可能性がある事くらいでしょう。

 

もっとも、自転車が横断歩道を通行したいのであれば、道路交通法上でも自転車を降りて押して歩く以外は交通違反の取締り対象となりますから、一定の抑止力にはなるでしょう。

 

それで交通事故が減り、お互いの安全確保も出来るのですから、全国の交差点が全て歩車分離信号機になれば良いのですが、これがなかなか増えていきません。

 

既に平成14年9月には、警察庁から都道府県の警察本部長等に向けて、事故防止に効果的な“歩車分離信号に関する指針の制定”という通達も出しているにも拘らず、それから8年が経った平成22年末時点で、全国で歩車分離信号が設置されたのが全体の2.74%という低さですから、通達を受けた各都道府県警にやる気があるようには到底思えません。

 

参考までに、2002年9月の警察庁の通達では、

http://www.npa.go.jp/pdc/notification/koutuu/kisei/kisei20020912.pdf

 

それから9年後、2011年4月には歩車分離信号が普及しない事を受けてなのか、

http://www.npa.go.jp/pdc/notification/koutuu/kisei/kisei20110420.pdf

 

こんなに推進しているのに普及しないのは、もしかすると歩車分離信号になると誰かの都合が悪くなるなど、何かしらの思惑でもあるのかと勘ぐってしまいます。

 

子どもやお年寄りなど、交通弱者を保護する為にも、事故自体を減らす為にも、教育委員会やPTA、自治会や商店会等の団体等から、もっと推進を後押しする声が上がってもいいと思いますけど。

 

いっそ、歩車分離信号推進協議会でも作って活動した方が早い?