自転車の右側通行がとても危険で、事故が起きる可能性も高いという事は、少なくとも自動車免許を持っている人なら誰でも認識しているでしょう。
しかも、自転車や歩行者が自動車との接触による致死率(死亡する確率)が格段に高くなるのは、車が時速60km以上で衝突した場合なのですが、右側通行をしてくる自転車がジョギング程度のスピードで走行して来ただけで、時速20km位にはなってしまうので、例え自動車が普通に40km程度で走行していたとしても、正面衝突した時には合わせて60kmを超える衝突ダメージとなり、死亡する危険性も高くなるのです。
これが、自転車も車も左側通行していて追い越しや追い抜きで起きた接触事故であれば、自動車40km、自転車20kmの場合、速度差は20kmです。
車と接触しても時速20kmでの衝撃ですし、仮に自転車が転倒したとしても、頭を強く打ちつけたり、車が自転車ごと人の上に乗り上げたりしない限り、自転車が時速20kmで転倒したとしても、死亡する程のダメージは受けないでしょう。
日本国内では、エンジン付きの車や二輪車を含めて、車両の道路通行はセンターラインの有無に関わらず、原則左側通行と法律で定められているので、正面から向き合ってすれ違おうとする場合は、お互い左側に寄って交差します。
海上を航行する船舶は、衝突の危険がある場合やすれ違う時は、お互い右側通行をすると定めた、海上衝突予防法があります。
空を飛ぶ航空機も、ジェット機の場合は目視してからの回避では恐らく間に合わないので現実的ではありませんし、完成による回避措置や飛行高度によるすれ違いなどもあるので、難しいとは思いますが、万が一同じ高度で衝突危険を回避する場合は、右旋回で回避するようにと航空法で定められています。
自動車も同じように、国内ルールで左側通行、左方優先で自転車も含めた車両の統一ルールで啓発活動をしておけば、自動車と自転車との接触事故は減るのではないでしょうか。
免許が不要で手軽の誰でも乗れる自転車だけに、せめて安全対策に関する講習や啓発活動は政府も本腰を入れてしっかり対応して欲しいですね。
左側通行と危険時には左回避を徹底するだけでも、相当数の自転車相手の交通事故は減ると思いますけど。
事故処理など、事故が起きなければ不要の雑務に追われ、いつも人手不足の警察人員を考えると、隠れて一時停止やスピード違反の取り締まり等に、1か所で5人も6人も動員するような生産性の低い事をするより、自動車事故の発生件数多い交差点付近に警官が立っていて、車や自転車、歩行者を見守ったり、時折注意喚起をしたりする方が、相当抑止力があると考えられますし、警察もその認識はあるのでしょうから、やらないのはなぜなんでしょうか。
事故が減れば事故処理も減るでしょうから、その分地域の見回りや予防策といった防犯活動に警官を増員出来る筈ですけど。
やっぱり、防犯より交通違反の反則金徴収という“国庫金確保”が優先されている??