生命保険・損害保険代理店は独立採算なので、契約を結んで成立したら、その月の締切日までの営業成績に応じて、翌月に手数料が支払われます。
そんな生命保険の代理店契約には、保険外交員報酬(手数料)の支払い方法が2種類あるのです。
初年度が多く2年目以降は少なくなるL字払い型と、長期間に渡って同じ金額が受け取れる平準払い型です。
L字払いは、代理店になったばかりで、まだ手数料収入が少ない個人代理店などに配慮して、なるべく多くの手数料を支払えるようにできる制度で、保険商品によっては契約者が支払う保険料の5割以上を1年間、手数料として代理店に支払われます。
その代わり2年目以降はグッと安くなり、保険料の数%となります。
これをグラフにしてみるとL字のように見えるところから“L字払い”と呼ばれています。
当然デメリットもあります。
保険会社としては手数料を短期間に前払いをしている感じなので、3年以内に解約された場合には、代理店から早期解約による手数料返還(保険会社が設定)を求めています。
平準払いは字の如く、契約者が支払った保険料に応じて保険会社が保険商品ごとに定めた一定割合の手数料が支払われます。
例外としては、保険期間中の保険料を一括で支払う、一時払い契約の保険料の場合は、契約した翌月に手数料が入ってきます。
損害保険代理店の場合は、保険契約に応じて一定割合が手数料となっています。
月払い契約であれば手数料も月払い、年払いであれば手数料も年払いです。
保険種目によって手数料には大きな差があって、傷害保険や旅行保険、火災保険などは比較的多めの20~25%程度、賠償責任保険は個人や企業向けで異なるものの、5~15%、自動車保険に関しては、無事故割引(割増)等級によって20%台から数%まで様々です。
いろんな保険を扱っていると、少額の保険料契約もあるのですが、わざわざ出向いて手続きをしても、保険料に応じた手数料率なので、少なすぎてガソリン代やバス代にもならないことも少なからずあります。
*保険代理店手数料・外交員報酬は、保険会社との契約により定められますので、手数料率等は保険会社により異なります。