マンションなどの集合住宅で火災が起きると、周りの居室にも影響がでるので、自宅が火元にならなくても、被害を受けた時の事態を見越して火災保険などの手配をしておくことをおススメします。
上の階で火災事故が起きた場合、消防車が放水すると、階下の居室まで放水した水が溢れてきます。
過去の火災のケースでは、5階建てマンションの5階で火災が起きたら、3軒隣の斜め下にある1階の天井や壁からも水が浸み出してきた、という事もありました。
もっとも、天井裏や壁を伝って流れてくる水ですから、水というより汚水や泥水ですけど。
これに消火剤なども混じったりした、焼け焦げた臭いと汚れが天井から落ちてくるのですから、家具や家電品はもちろん、衣料品までも大量に被害を受ける可能性があります。
火災被害で燃えなくても、汚損や水濡れによって使い物にならなくなった家財道具等の損害は、家財の火災保険でカバーできます。
ただし、困ったことに臭いだけの被害は補償の対象外なのですが。
仮に、水濡れ損害等で被害者が加害者に対して損 害賠償が起こせたとしても、加害者に支払能力があるか、加害者が加入しているかどうかもわからない保険で賠償金を支払えるかなどの判断をすることは不可能ですから、自分が出来る防御策はしておいた方が良いでしょう。
もっとも、火災の後は補修やリフォームなどをしたとしても、1か月くらい臭いが取れないので、とっても不快ですけどね。