保険を利用した貯蓄方法はいろいろありますが、その際気を付けたいのが中途解約リスクです。
本来、満期または保険設計上想定した保険料払い込み期間まで預けている事を想定しての解約返戻金ですから、
途中で解約した場合にはそれまで支払った払込保険料総額を解約返戻金が下回る可能性があるのです。
その辺りの危険性をしっかりと覚えておかないと、後で後悔することにもなりかねません。
保険会社のほうも説明されてないなどのトラブルを避けるため、重要事項説明書などに契約者の署名押印を求めます。
これが、リスク等の説明責任を果たしている、契約者も同意したとみなされる証拠になりますから、
保険会社に責任を求めても損失を取り返すのは難しいでしょう。
ここ最近、銀行の窓口で販売できるようになった投資信託や一時払い終身保険でクレームが出ているのは、
銀行などのが販売する金融商品で、運用期間や実績によって元本割れするという意識が契約者のほうにないからのようです。
外貨預金では為替リスクや換金手数料によって運用資産が目減りする可能性がありますが、保険商品も同様にリスクがあるのです。
貯蓄性が高い保険商品には、個人年金保険や、子どもの教育費用を積み立てる学資保険、一時払い終身保険や養老保険などがあります。
保険会社の営業や代理店に頼めば、契約期間中の総支払保険料と解約返戻金を示すグラフを作成してくれますので、
よっぽど余裕資金があって直近で解約する予定がないならともかく、貯金の一環として預ける場合には十分熟慮が必要です。