こんにちは!
スマートトレーニー(smart trainee)です!
以前告知した通り、今回からシリーズ物いきます。
(⇧おすすめ ダルビッシュ有モデル投手向けスパイク)
乗せエクササイズ①
乗せエクササイズ②
以前告知した通り、今回からシリーズ物いきます。
題して
「140km/hプロジェクト 投球フォームについて」
です。
今回は第1弾ということで
最も投球速度に関与する
「下半身の動きについて」
から語っていきます!
(⇧プロ野球選手も使用 テクニカルピッチ)
さて、投手をやったことある人はきっと
指導者にこんなことを言われたことがあるでしょう。
「下半身をもっと使え!」
「足腰を鍛えろ!」
「走り込んで下半身を作れ!」
そう、昔から下半身の重要性というのは
野球界で広く認知されていたように思います。
しかし、
下半身を使うとはどういうことなのか?
といったことはあまり知られていないのではないでしょうか。
今回は実際の投球フォーム等と
合わせて説明していきます。
(smart-trainee出演動画 ※本名 立野)
まず、ピッチングフォームにおいて
下半身の使い方には大きく分けて
3つに分けることができます。
その3つとは
①のせ
②横移動
③爆発
です。
この表現の仕方は私独自ですが、
球児たちに指導するときはこの表現が
皆1番覚えやすいようですのでそのまま使います。
今回は「のせ」について説明していきます。
「のせ」とは
「のせ」では、形としては力みを抜いたまま
軸足と反対側の足を上げ、重心移動をする直前までの準備段階のことです。
大腿骨を股関節にはめ込む感じを意識してください。
この動作はピッチングにおいて
原点となる場面です。
ここがまずしっかりと決まらなければ
速い球を投げることは不可能です。
また、投球フォームというのは
日によってまたは時間の経過によって
崩れていきますが、「乗せ」の場面に関しては
すぐに修正することができます。
調子が悪いと感じたら
ここだけでも修正することによって、
いい方向に向かいやすいです。
よくある勘違いは
軸足側をがっつりと曲げることによって
力感を感じながらバランスをとるフォームです。
軸足に力の入ったのせは
「頑張ってる感」があり、下半身を使えていると
本人は思いがちですがちょっとしたきっかけで
調子が悪くなりやすいフォームです。
(力感が得られているからといって、正しく使えてるとはいえないということです)
正しい「のせ」は
骨で立つといったイメージで行うのが良いです。
余計な力が入っていない動作こそ
再現性が高く、安定したパフォーマンスを発揮します。
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乗せの感覚を得るための
エクササイズを2つ紹介します。
乗せエクササイズ①
・軸足ジャンプ
骨で立つ感覚を得るために、
軸足で立った状態でジャンプします。
しっかりと体重を股関節で受け止める感覚を掴みます。
私はよくキャッチボールの合間にやったりしています。
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乗せエクササイズ②
・股関節挟み込み
足を開いた状態から、踏み込み足を軸足側の後ろ側へ小刻みに持っていきます。
慣れてきたら、小刻みではなく
すーっと持っていきます。
最初は軸足側にかなり力を入れなくては
できないでしょうが、感覚を掴むと
余計な力が入らなくなってきます。
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乗せは最初にも伝えた通り、
ピッチングにおいて原点となります。
特に紹介したエクササイズでまだ感覚が
よく分からなかった方は、
よーーーく練習してください。
少年野球からプロの選手まで、
ここをないがしろにしてはそれ以上の
向上は望めないと考えていいでしょう。
まとめて書きたかったですが
下半身は大事なことが多すぎるので
分けて紹介していきます。
よって、今回のブログはここまでです。
次回、「下半身の動きについて」のつづき
横移動
について書いていきます!
では、また。
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スマートトレーニーの自己紹介
とある体育大学出身
スポーツ学部にてスポーツ医学、トレーニングについて勉強。またセミナー等に積極的に参加しトレーナーに必要な知識を貪る。
沢山の出会いの中で一流のトレーナーになる厳しさに直面し、NPBでトレーナーとして働くという夢を諦める。
大学まで硬式野球部に所属
現在はSWBC JAPAN(軟式野球日本代表)の選手として所属中
ゴールドジムでトレーナーとしての勤務経験あり。(2年間)
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