続きです
お盆に入ってすぐのこと。
たまたまこちらのページを見つけました。
【上総のアラハバキ】
市原市惣社字袋尻の水田の中に円墳状の小塚があり、その塚の上に小さな石祠が一社祠ってあった。
またこの塚には、一畝ほどの水田が付随し、戸隠神社の氏子が戸隠神社に奉献する米を耕作している。地元の人たちは、この塚と水田をともに「アラハバキ」と呼称し、むかし旅人が脚を洗った所だとか、戸隠神社の神が信州の戸隠から遷座した時に脚胖を脱いだ所だという口碑が伝わり、地名として呼びならわしている。
なんと
縄文と言えばのアラハバキの神様が、市原に二社もあったことを知りました。
(もう一社はサイトにも書いてあるように姉崎神社の摂社で小さく祀られています)
摂社でもなく単体で!しかも円墳状の小塚!!絶対古い時代から信仰されてきたに違いない!
住所はしかも戸隠神社と同じ惣社の住所!!戸隠神社周辺なのではないか??
そう思い、書かれてあった住所を検索してみるも、
惣社字袋尻という住所は、ネットやグーグルマップでは出て来ないのでした。
そもそも、アラハバキってなんだろう??
自分は水の神様を巡ろうと思っていたはずなのに、どうしてこんなにこのアラハバキの小塚が気になっているんだろう??
と、思っていたところ、ぽーるそんさんより、今上天皇の動画を教えてもらいました。
"天皇陛下は皇太子時代から水問題に興味を持たれ、各地で水に関する問題について講演されたり、本も出版されています。"
「我が国では、豊かな水が豊穣な大地を作り、先祖代々続く人と水との関わりが、その後固有の文化と社会を形成してきました。
(略)
水は人々の生活を支えるだけではなく、人と自然の関係や、人々の自然観、世界観にも大きな影響を及ぼして来ました。
やがては、水を心の清めや祈りの対象へと変化させ、水を通じた信仰へとつながっていった事例も日本や世界各地で見られます。
(略)
一方で、洪水や干ばつなど、水に関わる災害が頻発しており、気候変動の激化に伴って、災害状況の更なる悪化が懸念されているのも事実です。
水の不足や過剰によって起きる様々な問題は、
人々や社会に不安や緊張をもたらします。
人と水との関係を巡る問題は、私たちが連帯して取り組まねばならない緊急の課題となっています。
すべての人々が豊かな水の恩恵を受けて、安心して日々の暮らしを営むことが可能となり、
それがやがてアジア太平洋地域更には全世界の平和と繁栄につながっていくことを心から願います。」
動画では、水の神様について、分かりやすく解説して下さっていました。
その中には、国外にルーツがあるものもたくさん出て来ます。
この解説を天皇陛下が自ら行うことが、どれほどの意味を持つものなのか。
国外から齎された信仰だったとしても、いやだからこそ、
水の問題は世界人類共通の課題であり、今こそ水について私たちは意識を向けなければならない、と、伝えているように感じました。
自分がただ、何となく大切だと感じて始めた水への祈りだったけど、天皇陛下の動画を見て、やっぱり大切なことなんだと思えました。
そして、アラハバキと古代からの水の神様は、どうしても繋がっているように感じたのでした。
その頃に書いた記事です。
「どうしてもこのアラハバキの小塚が気になる!せめて場所がどこなのかだけでも、絶対に探し出そう!!呼んでいる気がする!!」
そう息巻き決めた私は、早速お盆明け、まずはサイトに掲載されていた電話番号へと、電話をしました。
「この番号は、現在使われておりません。プープー…」
書かれてあったメールアドレスにも連絡をしましたが、返信が来ることはありませんでした。
そして、市原市惣社のアラハバキについて書かれている記事は、上記のサイト一つだけだったのでした。
だがしかし
ここから、執念の調査が始まるのでした
つづく
Shiori
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