おかげさまです。どーがです。
今回は五穀断ちについてです。現代風に言えば炭水化物抜きダイエットです。
あと糖質制限ダイエットとよんでもいいかもしれません。しかし、僕の場合は食後に甘い物を食べているので、僕にとっては単純に炭水化物抜きダイエットになります。
それで今回紹介する本は『完全仙人修行マニュアル』です。小説ですが今まで読んできた仙人に関係する本の中で一番おもしろく、そのうえ気について道(タオ)について、簡単に説明してくれていることで、かえって分かりやすかった本です。
この本では五穀断ちのことを辟穀(へきこく)とよんでいますが、僕的には五穀断ちのほうが言いなれているので、五穀断ちという呼び名で説明します。五穀断ちの五穀というのは5種類の穀物のことで、「米・麦・栗・豆・稗(ひえ)」だそうです。(諸説あります)
仙人になることを目標としている道教では、この五穀断ちによって体の中に居る3匹の悪者が食べる物がなくなって体から出て行くといわれています。その悪者が出て行くことで、体が健康になって不老長寿になれるといわれています。
僕の勝手な解釈ですが、僕はこの3匹の悪者は糖が原因の病気のことではないだろうかと思っています。たとえば「糖尿病」「癌(がん)」「認知症」などなどです。たぶん生活習慣病的な予防だったり、治療として五穀断ちをしていたのかなあと思っています。
僕の場合は、今回この五穀断ちを約1ヶ月、主に火・水・木の週3日だけの実施でしたが、なんだかんだで全滅しています。ハッキリ言って五穀断ちダイエットは失敗でした。。。
栗・豆・稗は、日頃そんなに食べることが無いので、米と麦を我慢することができれば、わりと何とかなるだろうと思っていました。しかし、まず大豆を含む「豆」を断つことに無理がありました。
日頃、僕が必ず口にしている物に大豆食品がどれだけ多いかに気づきました。しかし、よくよく考えたら大豆食品は「味噌汁」「納豆」「豆腐」「醤油」と、どれも健康で長生きするための代表的な食べ物なので、僕的に「大豆」はOKにしました。
しかし大豆をOKにしても、小麦もフライ・テンプラ・から揚げ・カレー・シチュー・ハンバーグと、いろんなところに使われているので、本当にアレルギーの人の苦労が痛いほどよく分かりました。とはいえ何とかハードルを下げてでもこの修行を達成しようと思い、ゆるゆるではありますが、せめて米やパンや麺といった主食を食べないことで僕的に、これは五穀断ち修行なんだと呼ぶことにしました。
そして、そんなゆるゆるな1ヶ月が立ち、ゆるゆるでもなお白ご飯の誘惑に負け2日挫折しています。やはり僕はお米が大好きなので、この修行を日課として毎週続けていくのは難しいと実感しました。しかし今は無理ですが、ずっと先の元気な88才になることを目標に、今後の課題として僕的に五穀断ちをするなら、大豆はOKで、米・パン・麺等の主食と甘い物を止める覚悟が出来たときにもう一度挑戦したいと思いました。豆をOKにしている時点で5種類の穀物を断つことにはならないので、次回は修行名も別な名前にしようと思いました。
そもそも『完全仙人修行マニュアル』の辟穀では肉も食べてはいけないと言っているので、五穀と甘い物と、さらに肉までを絶つことになると今の僕には、とてもとても不可能な修行になるので、たしかにダイエット効果は絶大な気もしますが、僕的に大きなハードルが大きすぎてやるまえから挫折になるので、大昔人類が元気で健康だった狩猟採集の時代から農耕の時代に変わったことで、病気が増えたと何かの本で読んだことがあるので、とりあえずその不確かな情報を信じて、とりあえず今はまだ肉はOKにしたいと思います。
そうそう、4週間前から気功や瞑想などを始めて今日でちょうど1ヶ月がたちなんとか2キロやせました。さらに2ヶ月とちょっと前(2019.6.24)から1日1食断食を始めて現在8キロやせて72.6キロになりました。
五穀断ちはイマイチでしたが、1日1食断食はソコソコうまくいっているので、このまま続けていこうと思います。あと五体投地というお祈りと気功&瞑想も習慣化してきているので、このままがんばってみようと思います。
次回は道教の話で、ぜひつたえておきたい陰陽五行を僕の勉強の復習も兼ねて紹介しようと思います。