メダル

現在は販売されていませんが、感動もんです。今すぐ復刻すべきです。絶対にです。

 

右側にいる魚が口に咥えている格好のリングを外すのが目的です。観察してみると、左の大きなメダルが、この小さなリングをすり抜けないといけないようにも思えます。そんなことは出来るはずがないので、それと同じ結果になる動きを別の方法でやってのけないといけません。また、リングが左側のメダルに移動することが出来るのもかなり意外です。

 

左のメダルには穴がいくつか開いています。リングがこの穴を旅していって外れるというパズルは昔から色々あるみたいです。

「悪魔のパズル」によると、1895年のユーレカパズル(イギリス)、1896年のラズルダズルパズル、1907年のリングアンドプレートパズル(イギリス)、1914年のCWS迷路パズルなど由緒あるパズルの系統です。

さらに1892年の真鍮製迷路パズル(アメリカ)、1926年頃の小切手パンチ一回り(アメリカ)、1992年のスペーストレックIIなど様々なバリエーションを生み出しながら進化してきたパズルです。(下の画像はスペーストレックII。壮大な旅です!)

キャストパズルシリーズのキャストプレート(廃盤で私も入手できていません)もこの系統のパズルです。

とにかくこの小さなリングの大冒険がすごいです。絶対に復刻してもらいたいです。

難易度3(公式難易度☆☆)

 

スライダー

フィンランドのパズル作家Vesa Timonenのデザイン。(ハナヤマHPより)

スライドしたり回ったりして面白い動きをします。でも外れはしない。さてどうやってはずしましょうか?

 

外れ方や外れた状態からの組み方を想像して解いていくのは正攻法ですが、このスライダーは外れる形が想像できない。その点でとても優れています。

最初外せた時もどうして外れたのかわかりませんでした。何回かやって、よく観察してようやく仕組みがわかりました。よくできています。

難易度3(公式難易度☆☆☆)

 

 

ダイス

オーストラリアの作家Timothy Collinsのデザイン(ハナヤマHPより)

立方体に穴が開いた格好の枠の中に、3つのパーツがはまっています。はずすより戻す方が難しかったです。

 

内部のパーツはかなり緩く入っていて自由度がありますので、適当に触っているとわりと簡単に外れます。

簡単に外れたので簡単に戻るだろう、と思いきやなかなか戻らない。通って欲しい隙間になかなかパーツが通らない。ちょうど良い配置を見つけないと戻らないようになっています。

難易度3(公式難易度☆☆☆)
 

 

A&A

フィンランドのVesa Timonenのデザイン(ハナヤマHPより)

G&Gとよく似ています。こっちはアルファベットaの形です。

G&Gは外れそうで外れませんでしたが、A&Aは全然外れそうにありません。

落ち着いて考えると外し方はこれしかないとわかるのですが、サイズがよく計算されており、正しい一手を選択しないと外れません。よくできています。

難易度2(公式難易度☆☆)

 

 

リップル

香港のKyoo Wongのデザイン(ハナヤマHPより)

見た目がかわいいですね。

3つのパーツが組み合わさっています。これが2つだったら定番の知恵の輪のようにひねりながら外せます。

3つあることでもうひとつがジャマしてうまくいかないので、うまくいく場所を探せばよさそうです。

意外性はありませんが、その分をデザインでカバーしている(?)

難易度4(公式難易度☆☆☆☆☆)

 

 

キーIII

1987年に発売されパズルコレクターの間でも人気の高い廃番アイテム「CAST OSKAR」が新たなギミックを加え高難度レベル6で復活!<作者プロフィール>オランダのパズル作家 Oskar van Deventer(ハナヤマHPより)

 

「解けたー!おもしれー!」(解けた瞬間の感想)

これはシリーズでも1、2を争う面白さです。いや一番かもな。

 

キーIとIIはほとんど同じでしたが、IIIは全然違ったものになっています。枠に刺さった3本のキーを引き抜くのですが、側面のでこぼこがそれぞれ異なっています。しかも3つは溝で噛み合っているのでずれることはなく、進める・戻すしかできず、その動きで凸凹をうまく揃えて抜いていかないといけません。

 

これがなかなか難しくて、あと少しで抜けそうな所までいったと思っても、それが正しい手順でなければそこから進めません。それぞれの凸凹の深さを把握して、どのパーツから進めていくか、一旦戻すかを考えないといけません。けっこう細かい作業で目が疲れますが、何度も何度も解きたくなります。

元々のオスカーというパズルは持っていませんが、写真をみるとカギが2つだったのかな?
難易度5(公式難易度☆☆☆☆☆☆)

 

 

フック

フィンランドのパズル作家Vesa Timonenのデザイン(ハナヤマHPより)

みてわかる通り、いわゆる知恵の輪です。でも、すごいんです。

外れる様子はまるで魔法のようです。感動します。

難易度2(公式難易度☆☆)

 

 

パドロック

韓国のパズル作家JinHoo Ahnのデザイン(ハナヤマHPより)

南京錠のような形で、輪っかになっている部分はくるくる回せます。中心の円部分は2つのパーツからなっていて、離れたり寄ったりします。

輪っか部分の状態を変えることができるんですが、何度やってもどうなったら変えられるのかいまいちよくわからない。だから手の打ち方が見つからない所が難しさです。

とはいえ、状態はせいぜい4つしかないので、どれかにして外す操作をすればいいのですが、、、。でもやっぱりなかなか思い通りに動いてくれない難しさです。

難易度4(公式難易度☆☆☆☆☆)

 

 

メダリオン

箱がでかい!値段が高い😢!

元々は国際数学オリンピックオランダ大会の為に作られたらしいです。

 

裏表の金銀の円盤の回転運動と、枠部分の開閉運動を組み合わせて突起部分の迷路を進めていき、外側のゴールを目指します。

スノーレフと同系統ですが動かせるパーツが4つになっています。

 

箱には「感覚で解くか、分析して解くかはあなた次第。」と書かれていました。

「もちろん分析して解きたいなー」と考えつつもとりあえず深く考えずに手に取って動かしてみると、、、

えっ?外れた?何これ、簡単。

序盤に少しの山がありそうですが、それ以降は裏表を見ながら動かせば、たいして先読みもする必要もなく普通に進めていけます。

えー!!高かったのに全然遊べないじゃん😢

これはもっと安くしないといけないでしょ。レフの方が20倍面白いです。

他のと同じ値段だったらアリだと思います。

難易度3(公式難易度☆☆☆☆☆)

 

 

去年から買い始めたはずるシリーズ、だいぶ集まりました。

いまだに解けていないのが5つあります。それらを難易度6と認定して次回に書いたら一段落かなー。