日通が鉄道31フィートコンテナを上海便で運用 | 「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

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 昨日の日通から「日通、31フィート鉄道コンテナ「エコライナー」利用の国際輸送商品を開発」とのプレスリリースが発表されました。http://www.nittsu.co.jp/press/2010/20100708-1.html


 すでにCO2削減に寄与するとして国内の鉄道輸送にも多く使用されているコンテナ「エコライナー」を博多-上海間の高速RORO船「上海スーパーエクスプレス」に搭載し、日本国内と中国華東地区間を一貫輸送するというモデルで売り出そうとするものです。


 個のコンテナ「エコライナー」は国内の10トントラックウイング車荷台とほぼ同等の寸法で従来の積み込み計算と同じような感覚で行えるメリットがあり、これが上海まで直結するということになります。


 この「エコライナー」を活用した日本から上海、上海から日本という鉄道と船舶を一貫した往復便が可能となります。


 実施は8月以降ということですので、それ以降に運用の成果も発表されるのでしょう。


「エコライナー」U47A型スペック

  内法 9245mmx2310mmx2210mm(H)
  最大荷重13,200kg


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