銀行は国民生活や企業活動に密接につながっています。日常の経済活動で何らかの形で銀行との関わりを持っている方が大多数でないでしょうか。
そんな銀行が環境問題といういわゆる公の部分への主体的取り組みが出てきています。
それを開始したのが滋賀銀行です。
取引先企業が生物多様性にどう取り組んでいるかを銀行が評価付けをして、上位の企業には融資金利を優遇するそうです。いわば金融機関が取引先企業に環境活動を促し仕掛けていくというものです。
琵琶湖のある滋賀県では琵琶湖の生態系の保存など環境問題に積極的に取り組む活動が盛んです。ただ、環境に悪影響を及ぼすものも多く存在することも否定できません。そんな中で使用後は土に戻るプラスチックを包装に使ったりバイオ燃料を使用するトラック、有害な廃棄物を出さない取り組みなど多くの事例もあげられます。
そんな活動を評価し遊資金利優遇で企業活動を支援しようとするものです。
銀行側にも評価が高まるでしょうし、評価される企業にもメリットが生じる、さらには企業の環境関連の新規開発が出てくる可能性もあります。
行政やNPOなどとあわせ、企業同士が支え合って社会活動を行いながら前向きな発展を続けていく、こんな新たな取り組みでしょう。
これは一次例ですが、いろぴろな取り組みが出てきて欲しいところです。
今日のキーワード
”企業の社会貢献を形にする”