物流部門のCO2削減策の一つ、梱包資材の回収再利用を進める方法が拡大しています。
その一つとしてアスクルの「ECOーTURN配送」があります。
アスクルの14日の発表では対象を東京23区内での「アスクル・インターネットショップ」登録済み顧客と横浜市、川崎市の「アスクルアリーナ」顧客に広げるとしました。
この拡大展開により商品配送時に使用しているダンボールなどの梱包資材1200トン削減、CO2排出量換算約700トン/年削減)が見込まれるそうです。
ECOーTURN配送では商品を再利用可能なリターナブルバックや折りたたみコンテナで届けアスクルが回収、再び商品配送に利用を繰り返すというしくみです。顧客の廃棄物削減、アスクルの梱包資材総量削減という効果があります。
4月8日から都内10区でこのサービスが開始されアスクルアリーナ顧客を対象としています。6月中には23区まで拡大しました。
このリターナブル配送、戻り便を使用できる企業で導入事例が見られます。今後も環境負荷低減策として拡大することになるでしょう。
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”再利用をキーワードに”