日経新聞の社長100人アンケートで景気が「悪化している」と答えた方の割合が99.3%、中でも「急速に悪化している」と答えた方が86.8%になっています。設備や人員の余剰感もどんどんふくらむのでしょう。
他方、2010年の新卒採用については「09年春と変わらない」と答えた方が多く、かつての不況期に一斉に新卒の採用を絞り込んだのとは様変わりの感もあります。あの時の組織厚生の空洞が企業にとって負に働くことを強く意識しているのでしょう。
企業の健全発展は苦しい時にどれだけ踏ん張れるかというところもあるのでしょう。
かつての名経営者という方々は「向かい風が強ければ強いほど組織強化にはチャンスととらえ立ち向かった」いろいろな話が伝えられています。
今も、そんな骨の太い経営者が求められるのでないでしょうか。
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”骨太の経営を行う時”