CO2排出量を算定する手法もいろいろあります。どんな手法があるのでしょう。経済産業省と国土交通省から出されている平成19年3月に出された”ロジスティクス分野におけるCO2 排出量算定方法共同ガイドラインVer. 3.0”からひろってみました。
やはり精度の高いものほど算定のための作業負荷が高く、そう精度を求めなければ作業負荷が少ないと言えるでしょう。徐々に精度を高めていくという方法もあるのでないでしょうか。
最も精度が高いとされるものが標準手法とされ「燃料法」が挙げられています。その名の通り燃料使用量からCO2の排出量を計算します。
CO2排出量=燃料使用量×CO2排出係数
次からは代替手法です。
代替手法A「燃費法」輸送距離と燃費から排出量を計算します。
CO2排出量=輸送距離/燃費×CO2排出係数
代替手法Bはトラックに限る手法です。積載率と車両の燃料種類、最大積載量別の輸送量からCO2 排出量を算定します。「改良トンキロ法」です。
CO2排出量=輸送量×改良トンキロ法CO2 排出原単位
代替手法Cは「輸送区間別貨物重量法(地域間マトリックス法)」と称しています。車種別モード別輸送区間別貨物重量からCO2 排出量を算定します。
CO2 排出量=区間別貨物重量×区間別CO2 排出原単位
代替手法Dは「従来トンキロ法」と呼ばれかなり簡便な手法です。車種別モード別輸送量からCO2 排出量を算定するものです。
CO2 排出量=輸送量×従来トンキロ法CO2 排出原単位
代替手法Eは参考としてあげられているもので「料金法」と呼びます。輸送料金からCO2排出量を求めるものです。かなり荒っぽい計算になります。
CO2 排出量=輸送料金×料金法CO2 排出原単位
このようにいろいろな算定手法が記されています。いずれ一つ一つの算出手法の内容まで踏み込んで書いてみたいと思います。それぞれの方法にはいろいろなデータが必要なことが分かります。
自社の環境負荷を計算するにはどうしても避けられないものです。一つ一つを見ておくのもいいのでないでしょうか。
今日のキーワード
”自社にあった算定手法を見つける”