「荷動きが悪い」という話はどこへ行っても聞き続けてきました。もちろん物流関連の方たちとお会いしている時の話です。
ということは、ものを運ぶ部門は影響を大きく受けることになります。一方でモノが動かないのだからストックしているところ、すなわち倉庫部門は荷物を多く抱えることになるのではと語る方もおられました。
需要に関係なく、荷動きが無くても一定のスピードで作られ続けられるのであればそれは考えられるかもしれません。
ムダをどんどん突きつめていくと「作りすぎのムダ」に行き着きます。そのことから要らないものは作らない、まとめて作るより必要なときに1個ずつ作る方がいいことが分かりました。
需要の無い時には稼働はしないということです。
ここで求められること、「日本型経営」とも呼ばれてきたもの、ここに何かヒントはないのでしょうか?
今、「新日本型経営」が登場してもいいのでないかと思えるくらい耳にするのは毎日のマイナス要因ばかりです。思い切った発想の転換が欲しいものです。
物流業もモノが動かないことで倉庫部門に期待するのでなく、新たな分野を開拓することを考えねばならないでしょう。
今日のキーワード
”発想を変えれば道がひらけることも”