運輸部門のCO2排出量計算 | 「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

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 昨日はグリーン物流パートナーシップ事業について記しました。


 「だけど、そもそものCO2の排出量をどう計算していいか分からない」と思案される方もおられると思います。確かに一つ一つを研究していけば複雑な要素や要因がありますのでこんがらがってきます。


 とりあえずはこれぐらいになるなというものでも計算してみましょう。便利なツールも用意されています。まずはロジスティクス環境会議のホームページから「CO2排出量計算」の欄にいき「共同ガイドライン」をダウンロードして読んでみましょう。


   http://www.greenpartnership.jp/co2/index.html から見ていきます。


 これを読んでいくといろいろな方法が記されています。何回か読み返すことになるでしょうが研究してみて下さい。自社や自分たちのパートナーシップでできる方法を見つけられるでしょう。最終的には燃料法が最も正確であることが分かりますが・・・・。


 ただ、計算にはその根拠となるデータが要ります。どこからどこまで(距離を出します)どれだけの量をどんな方法で(トラック、船、航空機、鉄道等、トラックであれば車種など)がとらえられてなければ計算は不可能です。


 この原始データを整えるのが難しく頓挫している方もおられます。詳しいにこしたことはありませんが、どこからどこまでどんな輸送機関で運んだというのが分かればアバウトな排出量を計算できなくはありません。最も簡便な方法が用意されています。


 データがあれば次のところからツールを取りそれにデータを入れていけば計算されます。

  http://www.greenpartnership.jp/proposal/hukyu.html#co2


 一度、試してみてはいかがでしょうか。


今日のキーワード

”便利なツールを使ってみることで理解ができる”