昨日、セイコーエプソンとNECが「エプソンが、プリンタ消耗品のグローバルSCM改革を実施 ~計画策定サイクルを月次から週次に短縮し、消耗品在庫70億円削減を目指す~」とのニュースリリースを出しています。
http://www.nec.co.jp/press/ja/0812/0102.html
セイコーエプソンのプリンタ消耗品(インクカートリッジやメディアなど)は合計で約6000品目。このグローバル生産、販売・在庫計画システムを11月からグローバル11拠点で運用開始したそうです。
いずれの企業でも生産、販売、在庫の情報を統合するには多大な工数を要しています。エプソンではこれを解決するために次のような狙いを掲げたようです。
ニュースリリースより
、”「ワンヘッドで一元化された計画立案」「週次サイクルによる変化への対応力」「全体最適を目指した適正在庫配置計画」といった施策を掲げ、今回のSCM改革とシステム構築に至りました。”
このシステムの運用により「生販在計画」を月次から週単位にできた、全拠点の生販データの見えるかができたなどの効果があるとのことで結果として70億の在庫削減につながるとしています。
新システムの概要は下記アドレスで見ることができます。ここで文章で書くよりイメージを掴みやすいと思いますので一覧下さい。
http://www.nec.co.jp/press/ja/0812/0102-01.html
同社のグローバルSCM、今後の運用に注目してみたいと思います。
今日のキーワード
”一元管理による見える化が全社最適に”