作業には限りない要素が入っているようです。
手や足の動き、身体全体の動き、ものの置く場所(高さ、奥行き、左右・・・)、目に映る光景、標示物、連絡事項などの伝達方法、狭さや広さ、数えればいくらでもあります。これに組み合わせた仕事の流れもあります。
このたくさんの要素が入っている仕事の改善は毎日一つずつやっていっても終わりはありません。つきない改善はこういった理由からです。
しかし、こんなたくさんのものが合わさった仕事でも、何の不思議さも不自然さも感じなければ当たり前にそのまま続けることもできます。
ここに停滞と進歩の差があります。
仕事の面で人が大きくなるのは毎日の積み重ねの大切さです。1日ずつの積み重ねですが毎日思いつくことを繰り返していけばその積み重ねは1ヶ月、半年、1年とそれが思いつき以上の大きいものになってくるようです。
成長とはそういうものでしょう。日々では目には見えては分からないのですが結果として積み重ねの大きさを実感することができるようです。
1年間のある職場のビデオ記録を見ていてそんなことを感じました。
今日のキーワード
”日々の思いつきでも積み重ねれば大きくなる”