明日から師走。
どう見ても「景気後退」の流れはどんどん大きくなっているようです。ある新聞社がおこなった全国主要100社景気アンケートでも「悪化している」との回答が74社、「穏やかに下降している」と合わせると98社が後退していると見ているようです。
我々の意識の中でも同じようなものが日を追うごとに強くなっているものを感じます。
ガソリン価格が下がっても、円高還元セールがあったとしても、それをプラスと見ることはしないほどマインドは自己防衛に傾きます。
このような中にこそ「意識」が重要になるのでないでしょうか。
この写真は今日の日の出です。
この太陽を見る時、百人百様で思いが異なるでしょう。
「まだまだ暗い」、「いずれ明るくなる」、「放っておいても明るくなる」。
意識の違いで見方もいろいろです。
現在のように、ほとんどの方が「景気は後退している」との思いは間違いないのでしょう。
ここで永久に暗いのか、明るくする手だてはないのか、こんな時だから足場をしっかりと固めようとするのか等々手の施しようが変わります。
強い経営、弱い経営の差が出てくるところでしょう。
あるいは心の強い人間、弱い人間の違いが出るでしょう。
夜もあれば昼もあるのが自然です。景気が悪くなるのも良くなるのも人間社会ですからあり得ることでしょう。社会システムに欠陥があるといえばそれまでですが、自分の中の「意識」で変わる部分も多いのでないでしょうか。現状を受け入れながらも意識は前向きにしたいものです。
今日のキーワード
”暗さがあれば明るさを見つける楽しみもある”
