テーブルマウンテン、ひとつぶんのCO2 | 「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

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 今日の新聞広告、CANONの全ページのものに目が行きました。


 1990年から世界に先駆けて始めた使用済みトナーカートリッジのリサイクル。


 この省資源活動によって2007年までに約31万トンのCO2排出を削減したそうです。この量がテーブルマウンテン(ギアナ高地最大級のアウヤンテプイの頂上面積(約700平方キロメートル)の森林の年間吸収量に相当するというものです。


 19990年からの累積ですからこれが多いのか少ないのか、700平方キロがどれだけの広さなのか、ピンとこないのも事実なのですが、この地道な努力がたいへんであることが分かります。


 先進企業1社だけでは限界があります。何万社レベルでも限界があるでしょう。


 世界中の企業が削減努力をし、家庭用部門でも努力をする、吸収する森も再生したり増やす努力もする、そんな遠大な流れを作る先進事例になればとも思います。


今日のキーワード

”先進事例に学ぶのも大切”