鉄鋼メーカーの新日鉄とJFEの経常利益が7月公表より上回りそうであることが放送されています。
鉄鋼はまさに需要と供給のバランス関係を示しているのでないでしょうか。
鉄鉱石の生産抑制と寡占化による値上がり、燃料価格の高騰、これを転嫁したのが現状の鉄鋼価格といえます。需給のバランスは大元におさえられている感じですが、価格に転嫁できたこと、需要はいまだに一定量があること、これで経常利益のアップとなるようです。
このところの世界経済の動きによっては建築や自動車などの需要が減ってくることも考えられます。この全世界的なバランス関係、これで価格も変動してきます。
大元の鉄鉱石の供給、どうしていくのでしょう。こればかりは埋蔵量も有限なものですから、どう調整して出していくという形になってくるのでしょうが・・・。
今日のキーワード
”需要と供給に思惑も入るのが経済”