9月26日は「ワープロ記念日」だそうです。
昭和53年9月26日に東芝が世界初の日本語ワードプロセッサの完成を発表したことにちなむとのこと。東芝の沿革の中でも昭和53年の欄に写真が掲載されています。
http://www.toshiba.co.jp/about/histo_j.htm
翌年2月に発売されたのですが当時は630万円もしたそうです。
必要が発明を生むのでしょうが、それまではタイプライターを用いたり印刷であれば活版をひらったりだったのですから、一大革命という便利さを得たことになります。
タイプライターの字の配列を覚えたり、その作業性がどれだけ大変だったかは分かりませんが、創造するだけでも目の前に浮かぶようです。
技術的には日本語の複雑さを瞬時に判断し変換を可能にしたところがすごいところです。今でこそワープロ専用機からパソコンのワープロソフトに変わってきていますが家庭用の専用機は重宝したものです。
30年前まで手書き企画書からワープロへ移行することで企画書自体の汎用化も可能になりました。いらない手間が不要になり効率も大きくアップしたのを思い出します。
不便を感じれば必要なものも生むということなのでしょう。
今日のキーワード
”必要性が進化のヒントを生む”