暑さとゲリラ豪雨、これからも予測不能な現象がいつ起きても不思議でないと覚悟を決めた方も多いのでないでしょうか。
そんな中、秋の風景も確実にやってきています。
急に大粒の雨が落ちてきた空も今朝は秋らしい雲がススキの向こうに浮かんでいます。
やはり、コスモスは秋を感じる花なのでしょう。
今年は栗も枝を折られることなく確実に育っています。いつ色づき、いつはじけるのでしょうか?
ドングリの実も大きくなり色も所々についてきました。
朝の散歩に限りませんが、これは緩和の時間です。
問題に対処する時、特に積み上げ型でなく大きな転換まで要求されるようなテーマの場合は思考の飛躍も必要です。そのために徹底的にテーマとそれに対する周辺情報をたたき込みます。ここまでは現状レベルの情報でしかないことが多いと思います。しかし、情報をとにかく詰め込むことによって、その足し算、かけ算、時と場合によっては引き算を、また立体的な組合せができるというのがポイントです。
緊張の時間が詰め込みの時間です。
この時間にはいいところまでいっても、名案とまでいかない常識レベルの答えしか出ないことが多いのでないでしょうyか。
それをうち破るのが何の関係もない散歩などの緩和の時間です。この時には目に入る景色をあるがままに受け入れます。あるいは歩きながら新しい風景や事物の発見に何か喜びを感じます。
こんな中で緊張の時間の中で詰め込んだものが、意外な形でポッとヒント的に浮かんでくることがあります。とにかく、理屈抜きで浮かんでくることがあるのです。多分、思考回路を絶っていた常識の壁を取り除いた緩和の効用があるのでないかと思われます。
思考の手順として、情報を集める、目標を意識する、情報解析を徹底的に行う、それらのことでできることを組み立ててみる、多分、どこかで思考が堂々巡りをすることもあるでしょう。ここでもとにかく頭で汗をかいてみます。徹底的にやってやり過ぎることはありません。
ここまでやっていれば、枕の上で浮かんでくることもあります。音楽を聴いていて浮かんでくることもあるでしょう。そして、散歩などもいいでしょう。あるいはスポーツをしていても浮かんでくることもあります。
緩和の時間、余裕のない時にこそ捻出してみたいものです。そう30分早く起きればもてる時間です。
今日のキーワード
”緩和の時間を必須スケジュールとする”



