学び掴む | 「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

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ロジスティクスや物流現場、日々報道されるニュースなどを直視したり斜に構えたりしてビジネスや社会生活のヒント、情報をちりばめます。

 今朝の朝日の記事にこんなのがありました。

「行内に塾や学校 大手銀、大量採用で新人教育に苦心」というものです。

http://www.asahi.com/business/update/0816/TKY200808160287.html


 この記事の最後に大手行関係者のコメントが書かれています。「仕事は支店に放り込まれ、現場で怒られながら覚えるものなのに」との声です。 


 背景は不良債権処理の時期に採用を控えたため、その反動がここへきての大量採用と「オン・ザ・ジョブ・トレーニング」が間に合わなくなっていることによるものです。現場でたたき込むというような余裕がない、そこで一定の期間、教育専門の育成が行われるようです。


 基礎知識や基本的なことは一通り学べるのでしょう。


 仕事とはここからの応用が大変です。


 どうしても働きながら上司の背中、お得意先からの注文や要求、無理難題、人間関係などからつかみ取ることがあるはずです。いわば、臨機応変な対応力などは現場で学び掴むものなのでしょう。


 大量採用期の新人の方々の応用力、自ら進んで学び掴んで欲しいものです。


今日のキーワード

”仕事力は自分が作る”