イオンで魚の直接取引による販売が17日に行われました。
店舗は山陰や近畿の特定店舗ですが、直接取引により流通コストを抜くことでその分を漁業者に還元できるというものです。
休漁日の16日に漁業協同組合JFしまねが定置網漁を行い島根県の4漁港で水揚げされました。そのすべてを買い取り販売したものです。
イオンといえば食品メーカーや農家など、生産者との直接取引を進めてきたことがよく知られています。
流通コストを抑え、物流の日数も少なくできるメリットがあります。従来の卸流通から直接流通へと全国の物流体制も整備してきました。
他方で問題も残ります。漁獲量が一定でないことです。最初から仕入れ数を決めることができないのです。やはり全量保証となります。に日常的な取引とまではいきません。
当面は毎月のイベント程度のものでないでしょうか。
しかし、流通への風穴を開けることでは意味深いものでしょう。
今日のキーワード
”小さな穴がどう開く?”