日本で温暖化ガスを多く排出する企業が発表されています。06年分を集計比較したものです。
企業が何を生業としているか、規模の大小などでその量も異なるので多く排出しているから悪いとか判断できるものではありません。
ただ、地球温暖化推進法によって各企業に報告制度ができたため各社の比較が可能になりました。
第一位はJFEスチール、2位が新日本製鐵、3位が住友金属工業であったことがわかります。上位百社で全体の3割をしめるようです。
とりあえずこの量が比較関係ではスタートになるのでないでしょうか?今まで個別の比較はしていたかもしれませんが、全体としての比較はできていませんでした。この排出量比較の中から一応の目安ができます。そして削減努力もされるようになるのでないでしょうか。
この排出量や順位は月内にも経済産業省と環境省がまとめ公表されるようです。環境に配慮したエコ企業であるなど社会評価の基準の一つにもなりそうです。
これだけでは中身の評価はできませんが材料にはなるのでしょう。
今日のキーワード
“数字の公表がスタート地点”