「クワジマーラ・カガエンシス」と命名された石川県白山市「桑島化石壁」から01年に発見されたトカゲ類の化石、植物食のトカゲとしては世界最古のものとわかったようです。
名前が何ともロマンチックな名前で目がとまってしまいました。
とかげは昔も今も肉食が大半とされますが、この化石から発見されたあごや歯の形から草食であったことが分かったようです。
植物食種の出現には栄養価の高い被子植物の出現があったのでないかなど関連する歴史的な研究も進むと思われます。
発掘された桑島化石壁は白亜紀前期(約1億3千万年前)のものであり、これまで最古とされる植物種とかげは米国西部で見つかった「ディコソドン」で白亜紀中頃、約9900万年前です。
歴史にはいろいろな自然条件や進化など環境と密接に関係しています。地球環境の未来を考える中でも過去を知り将来を考えるというマクロな研究も貴重なものなのでしょう。
関連情報は http://www3.nhk.or.jp/news/2008/03/14/d20080313000155.html
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歴史に学び新たなこいとを探る“