目で見る罪庫 | 「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

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 物流センターに足を踏み入れて見るのはやはり置かれている在庫です。

 ものの多い少ないはスペースの広さや置き方によっても見え方が違います。大抵の場合はスペースが狭いから在庫が多く見えるということはありません。逆に在庫が多いからスペースが狭くなっているのでしょう。整理整頓がされていないからあふれているのでしょう。

 在庫を見るだけでそのセンターの大部分が見えると言っていいほどです。

 その中でも倉庫の奥深くまで行ってみると吹きだまりにたまったゴミのように無造作にいろいろなものが置かれていることがほとんどです。

 ひどい時には倉庫全体が吹きだまりになっていることもあります。在庫の数や品目を見なくても「罪庫」であることがわかります。

 1個、1個を精査し整理していくと必要なものが何分の一になるのでしょう?

 少し物流センターの在庫に注意を払うだけで改善の糸口が見えるはずです。

今日のキーワード

“判断のきっかけは在庫”