自部署の5S評価を何人かにやっていただいたことがあります。
5段階評価で基準についてはそれぞれ記しています。事前にかなり丁寧に説明をしました。それでも評価者によってバラツキがあるのはどんな調査でも表れるのと同じです。
同じ部署内で評価の違いのあるのも各自の見方が異なるので仕方ないでしょう。
ここで注目をしたいのが部署によって採点の甘さ、辛さというのがあるということです。外部からの公平な基準からすればこんなに高い点数にはならないだろうと思われても高評価をつけているところもあります。逆に低めに点数をつけているところもあります。
職場が良くなればなるほどまだまだ上があることに気づきます。そこから改善の種を見つけ続けます。まだまだ意識が増えてくるのでしょう。そんなところから点数も低めにつけるのでないでしょうか。
問題はまだまだ意識がまだ生まれず問題点が掴みきれないところ、現状がまあまあである意識の強いところです。まあまあで満足しているので改善もストップしています。
そこで自己採点をした結果を異なる部署で発表していただき理由まで説明してもらいました。そしてその点数を持って違う部署の見学をしていただきます。新しい評価シートに点数を入れてもらいます。
評価の目が違うことを感じていただきます。
そこでいろいろなことを学んだことでしょう。次の評価が楽しみです。それまでに遅れている職場も何か新たな改善を行っているのでないでしょうか。
今日のキーワード
“自部署だけの基準から大きな視点に意識を切り替える”