変われない現場 | 「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

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ロジスティクスや物流現場、日々報道されるニュースなどを直視したり斜に構えたりしてビジネスや社会生活のヒント、情報をちりばめます。

 変わる現場には“とにかくやってみる“という前向きさが見られます。

 他方で“変われない現場“もあります。

 業務を推進する能力も何でもこなす能力が高いのに変われない現場です。

 1日が終わればノルマを十分こなしているのですが何となく物足らないものがあります。一人ひとりの業務に対する一生懸命さ、時間も惜しみ仕上げていくひたむきさいずれも他にはまねのできない働き方をしているのに何か物足らないのです。

 そうです。工夫をすること、よくしようとすること、これは二の次のことです。目の前のノルマをそうやっつけるかなのです。

 その職場にも研修会に参加していただいて思考回路を広げてあげると面白い発想をする方も多く見られます。改善についていろいろ考えていただくと理論的に組み立てていきます。それなのに職場に帰ると今まで通りの一日に浸ってしまうのです。考えたことをみんなで共有するということもありません。

 多くの職場はこんな感じのところが多いのでないでしょうか。目の前のノルマをそれでよしとする、そんな感じです。

 昨日の変わる職場と比較してみればこの職場に必要なものがわかります。

 一つでも二つでも前へという姿勢とノルマをこなすのはあたり前、その上を目指す、思いついたらすぐやってみるといったものでしょう。

 さて、どんなことをすれば変えていけるでしょうか?

今日のキーワード

“すぐやってみる、上を目指す、ノルマは当たり前”