マネージャーの役目
マネージャーの役割には日頃の業務遂行をしっかりと行うことと部下の育成、部署の底上げを行うことが上げられます。
部下の育成にはティーチングとコーチングがあります。基本スキルをしっかりと教え込むティーチングはできていても部下の可能性を最大限引き出してあげるコーチングができる方はそう多くはないのでないでしょうか。
ティーチングも基本スキルとしてのビジネスマナー、一般的な最低限やるべきことをインプットするのはできるのですが奥の深い技能をティーチングするのは並大抵ではありません。やはりセンスをいかに作るのかになってきますのでコーチングの部類になるともいえます。
さて、コーチングの難しさはその人のいいところを引き出していってあげるにはしっかりとその人の所作言動に目を向け耳を傾け観察することが必要です。いいところをしっかりとインプットしておくことが必要です。
さらに、よくコミュニケーションを取りしかもしっかりと「聴く」ことが必要です。この人に話しても大丈夫、相談してもいいとおもってもらえるような「傾聴」ができなければなりません。表情、聴く姿にも何かをかんじてもらわなければなりません。いわば相手に心を開放させてあげることが必要です。
質問にしても決めつけ質問、イエスノー質問だけでなく「どうすれば」「何を」など考えてもらえるよううな質問で答えの扉を開いてあげることがキーとなります。
このようなコーチングスキルを身につけるには場数を踏むことが必要でしょう。その第一歩はコーチングの対象の方をよく観察すること、いいところを見つけてあげることでしょう。部下の悪いところは目につくものですがいいところは急には思いつかないものです。よく観察しておくことです。
今日のキーワード
“まず良さを見つけよ!”