柔道 | 向井幸一のブログ

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パリオリンピックが始まって柔道の試合が階級別で毎日続いていますね。軽量級から徐々に重いクラスと続いていきますが順当に勝つ選手、惜しくも敗退してしまう選手、不思議な判定と様々な試合が続いています。私も学生時代、社会人と柔道を稽古していましたので興味深く観戦しています。

 

オリンピック代表選手とは次元が異なりますが柔道は苦しいけど面白いスポーツだと感じています。生涯を通して残っているのは学生時代の師範の言葉です。「君たちが今後生きていくなかで精神的にキツイことはたくさんあると思うが肉体的にキツイのは間違いなく今だ。」と言われ稽古に精進しました。

 

試合で勝ったり負けたりで喜んだり悔しがったりの繰り返しでしたが肉体的に最もきつかったのは学生時代であったことは間違いないと思います。逃げ出したくなるような厳しい稽古の毎日でしたが今ではいい思い出であり自信にもなっていると感じています。精神的にキツイことは多々ありましたが肉体的にキツイと感じることは社会人になってからはなかったような気がします。

 

柔道は礼に始まり礼に終わるといわれておりスポーツというよりは武道という側面が強い競技であると思います。勝負の結果よりも過程を重視する武道でもあると感じています。

試合から離れて30年以上が経っていますが今でも柔道の試合を見ると思い出がたくさんあります。柔道に携わって良かったなと振り返っています。

 

若いときに追い込んだ体は将来にわたって蓄えられているのではないかと感じています。激しいスポーツはもうできませんが適度な運動は続けていきたいものですね。